KP :  
KP : 脳とはブラックボックスの様なものである。
KP :  
KP : ヒトの脳は解明されていないことが多く、SF作品や都市伝説の中では『人間の脳は生命活動において9割は使用されていない』なんて言われたりする。その9割の中に、人間が内に秘める才能があるのかもしれない。
だとするならば、大半の誰も彼もが才能に目覚めることなく人生を終えるのだろう。
KP :  
KP : 君たちは、それぞれが才能を持つ警察官だ。
霊能力を持つ天才。
超能力を持つ秀才。
優秀な調香師。
博識な現人神。
KP :  
KP : 時に、人は生きていく中で様々なものを忘れていく。一番最後に忘れるものは匂いだという。それほどまでに嗅覚は、香りは、記憶と身体に深く深く根付く。
最期を迎えた人間の遺す唯一の手掛かりとなる。
KP :  
KP : 君たちは才能を以て、遺された香りを辿っていく。
そろそろ今日も捜査協力が舞い込んでくる頃だ。
KP :  
KP :  
KP : 物語は、誰かが死ぬことから始まる。
KP :  
KP :  
KP : クトゥルフ神話TRPG  「遺香廻り」
KP :  
KP : 其ノ零-導入
KP :  
KP :  
KP : 2025年、9月下旬。
KP : 日本全土に渡り、未だ初秋の気配すら掻き消すような残暑に見舞われている。道路を凝視した時、未だに蜃気楼を目にすることもあり、今日も日本国内で異常気象は年々増えている。昨年に至っては日本国内で異常気象だったのか「夏場の桜や紅葉」が観測される程であった。
KP : この国、ひいてはこの地球の四季と呼ばれるものが「春夏夏冬」になる日もそう遠くは無いのかもしれない。風情もある涼し気な秋は夏の心意気に白旗を上げ、やがて待たずして訪れる冬に登板を譲るのだろう。
KP : さて、警視庁公安部特務課第四班の部屋で過ごす君たちはとある問題に直面していた。
温暖化よりも、遥かに重要な問題だった。
KP : 今宮新が以前作ったある香水の瓶を、運悪く──
KP : choice HO1 HO2 HO4
(choice HO1 HO2 HO4) > HO2
KP : 三雲修が割ってしまった影響で奇妙な現象に見舞われていた。
KP : 部屋の鍵は何故か閉まってしまい、なんだか部屋の中は重々しい空気が漂っていた。そして、オマケにエアコンが突如壊れてしまいとてつもなく暑いのだ。この場には君たち以外に亜白が居る。
三雲修 : 「...............」
三雲修 : だらだらと汗をかいている
暑いからでは無い...冷や汗だ...まさかこんな...
今宮 新 : 「……………」
亜白 檀 : 「……………………」
今宮 新 : こちらもだらだらと冷汗をかいている
どうしてこんなことに…
依神紫苑 : 「あつい、あつすぎ」
亜白 檀 : 無言で伊澄のデスクに歩いていく。
無言で伊澄のデスクの温度計を指差す。
依神紫苑 : 「…」
亜白 檀 : 「おいうちはァ、監督責任って知ってるか?」
三雲修 : おかしい、うだるような暑さの筈なのに背筋は凍る思いだ
うちは イタチ : 「よく知っているとも」
「だがそれは今回のような場合には適用されないとオレは思っていたぞ」
亜白 檀 : 「テメェんとこの預かってる新人だろ!!!!!」
亜白 檀 : 「クソがよォ~~~~~、つか依神!!!お前んとこの今宮の管理もどうなってんだ!!!」
依神紫苑 : 「いいかしら」
亜白 檀 : 「なんだ」
依神紫苑 : 「形ある物はいつか壊れるのよ」
亜白 檀 : 「この流れで俺が諭されること、あるんだ!?」
依神紫苑 : 「たった今温度管理のために蹴破られるドアが窓と同じでね」
依神紫苑 : ゆっくり椅子を持ち上げる
亜白 檀 : 「おい待てお前」
今宮 新 : 「おいおいおい…!ホントにそれで大丈夫って確証はねーぞ!?俺が言えたことじゃないけど!」
依神紫苑 : 「タンパク質は一度茹だったら戻らないそうね…」
「私たちの頭がゆで卵になるのとドアが壊れるのとどちらが危機的か賭けてみない?」
依神紫苑 : 「ちなみに私は自慢じゃないけど賭けには勝てたことがないのよ」
亜白 檀 : 「お前は神話生物だろ……!」
しかし一理あるので微妙に止めきれない。
うちは イタチ : 「ダメじゃないか」
KP : ちなみに椅子によるダイレクトアタックは試してみてもいいわよ。
三雲修 : 「ま、まあまあ落ち着きましょうよ...!いや僕のせいではあるんですけど...!」
今宮 新 : 「なんでより不安にさせるんだよ…!」
依神紫苑 : 「昔は日本はこんなに暑くなかった…多分…日本あったっけ」
三雲修 : 「無かったらここに日本が生えてきてることになるじゃないですか」
「キノコじゃないんですから」
今宮 新 : 「頼む…日本史がひっくり返りそうな発言は止してくれ…!」
「俺の中高で学んだことが無駄になる!」
うちは イタチ : 「日本列島は数千年前に、日本自体も相当昔にはあるものだ 暑いのは同意だが」
依神紫苑 : 「じゃああったかも…じゃないわよ」
「じゃあ今宮」
依神紫苑 : 「管理悪かった責任に早くなんとかしなさい」
クソ適当な指示で椅子を手渡す
今宮 新 : 「ええっ俺ェ!?」
亜白 檀 : ぬるい茶をちびちび飲んでいる。
残り容量は数cmにも満たない。
今宮 新 : 「ま、まずい…」
三雲修 : 「.........!分かりました僕が何とかします...!自業自得ですし...!」
三雲修 : 割った香水に【線香】を使うけどKP?
KP : いいわよ 振ってみて頂戴
今宮 新 : !!
三雲修 : ccb<=95
(1D100<=95) > 23 > 成功
KP : では、割った瓶は綺麗さっぱり元通りになる。
ただし……中身の香水、そして閉ざされたままの窓、扉はそのままだ。
三雲修 : 「香水とか機械にも使えるのかなこれ...もっと壊れたらどうしよう...」とかブツブツ言いながら
三雲修 : 「...............」たらり
KP : 香水の中身は霊的なものも含まれている。
だからこそ戻しきれないのだろう。
三雲修 : 「すみません今宮さん、1発お願いします」
扉にだろうか、不甲斐ない自分にだろうか
今宮 新 : 「ぐっ…修でも無理か…!」
亜白の顔色を伺いつつも、限界が近いことを受け入れざるを得ず
今宮 新 : 「ええいままよ!南無八幡大菩薩!」
給料が減ることを覚悟で椅子を振り上げる
KP : ガシャーン!と盛大な音が響く。
KP : 幸運いいわよ
今宮 新 : CCB<=14*5 幸運
(1D100<=70) > 62 > 成功
KP : では…
KP : 扉は相変わらずビクともしない。窓も同様だ。
椅子は……何とか壊れずに済んだ。
依神紫苑 : 「フッ…」
今宮 新 : 「ぬおぉ…」
KP : しかし、叩いてみたが、明らかに通常の強度より硬くなっている。
霊的な妨害が働いているのかもしれない。
KP : いずれにせよ脱出する場合、もう少し部屋の中を探索してみた方が良いだろう……。
KP : ということで、探索箇所を出すわね
KP : 〈探索可能箇所〉
扉、スマホ、部屋全体
三雲修 : 「ちゃんと本気でやりました...?」
今宮 新 : 「やったぞ!かなり本気で行ったぞ!?」
三雲修 : 自分でも試してみて、えも知れぬ手応えに奇妙さを覚えつつ
「......不味いな」
依神紫苑 : 「もはやこれまで」
「脱ぐしかない」
うちは イタチ : 「何を言ってるんだお前は」
亜白 檀 : (お茶を吹き出す)
今宮 新 : 「待て待て待て秩序まで失うな!」
三雲修 : 「恥じらい持った方がいいですよ」
依神紫苑 : 「人間じゃないから恥じらいはないってことでここは一つ」
今宮 新 : 「俺らが困るんだよ…!」
うちは イタチ : 「ダメに決まってるだろう 後々のことを考えろ」
うちは イタチ : 「ともかく、ここから出ることを優先しよう」
「じっとするだけ暑さも籠るものだしな」
依神紫苑 : 「仕方ないわねえ…真面目にするか」
三雲修 : 「そうですね...!事の発端が香水である以上また何が起きるか分かりませんし早めに対処しましょう」
今宮 新 : 「そうっスね…」
「取りあえず物理現象が原因じゃねーってことはわかったんだ、他の方法を探そう」
今宮 新 : 「一先ずなとりサン辺りに連絡取って救助を…」
とスマホを取り出す
三雲修 : 部屋全体を雑にめっぼー・シィ
依神紫苑 : 「とりあえずドアでも調べるわ…はぁあっちー」
KP : それでは順番に処理していくわね
三雲修 : 「他に手立ては...」
KP : :スマホ
伊澄の力によって如何なる場所でも使えるというスマートフォンだ。
どういう原理か知らないが、これまでも多く救われてきた。しかし、今はどうしてか連絡を取ろうと画面を操作すると、スクリーンに奇妙なノイズが走り上手くタップができない。

■《コンピューター》または《幸運1/2》
今宮 新 : 幸運で振るか…♠
今宮 新 : CCB<=70/2
(1D100<=35) > 60 > 失敗
今宮 新 : 🌈
KP : 🌈
依神紫苑 : 🌈
KP : 失敗:本当に故障してたらやだなぁと思う。
今宮 新 : 「なっ…表示がおかしい!?嘘だろこのスマホが…!?」
「故障じゃないだろうな…!?」
KP : 続いて部屋全体
KP : :部屋全体
突然壊れたエアコンのせいで、なんとも言えない蒸し暑さに包まれた部屋だ。
この重々しい空気の正体は暑さなのだろうか?

■《芸術:線香》
■《芸術:霊香》
三雲修 : 「熱で電波がやられているんですかね...?まあ、電波の詳しい仕組みなんて勉強したことないから分からないですけど」
線香いくZE
KP : いいわよ~!
三雲修 : ccb<=90
(1D100<=90) > 67 > 成功
KP :
KP : 成功:君の力でエアコンを一日前の状態に戻すことが出来る。君がエアコンに手を翳すと、線香の香りと共に白い煙がエアコンに纏わりつくように絡まる。見た目こそそこまで変わらないが、低めの駆動音と共に吹き出し口から冷たい風が吹き始める。
亜白 檀 : 「!!!!!!!」
亜白 檀 : 「よくやった!!!!!!!!」
三雲修 : 「.....あっ付いた」
今宮 新 : 「よくやった…!」
「これで一命は取り留めたぞ…!」
依神紫苑 : 「ありがたいわねー」
亜白 檀 : 「本当に……本ッ当によくやった新人!!!!
 お前のお陰でこの5人はひとまず生きていける!!!」
うちは イタチ : 「よくやった…!」
「…流石だな」
三雲修 : 「...そうですね、誰も死ななくて良かったですよ本当に」
依神紫苑 : 「とりあえず調べ物をする余裕はありそうね」
うちは イタチ : 「…ともあれ余裕はできた、一度オレは懸念を晴らす事にするよ」
スマートフォンの方も気にはなる…が、何かあるような。
依神紫苑 : ドアにめっぼーしいす…
目星もってねえわ
KP : では続いて扉付近
依神紫苑 :
三雲修 : 悲しいでしょう
KP : :扉付近
扉は何故か開かない。扉を叩いて廊下の人間に助けを求めようとするかもしれないが、特務課のフロアに人がいること自体少ないことを思い出す。……そもそも特務課に他人が近づくことは少ないため、期待するだけ無駄なのだが。

■《鍵開け》
■《芸術:調香》
■《芸術:幽香》
依神紫苑 : 幽香の出番ね…いくわよ
KP : わかったわ
依神紫苑 : ccb<=80 幽香って私が言うと別の人思い出すことに今気づいた
(1D100<=80) > 66 > 成功
KP : ■《芸術:幽香》
君は今宮新の香水の材料を集めることに長けている。故に、今回割れてしまった香水の瓶から立ち上る怪しげな芳香が薄く扉周辺に伸びていることに気がつく。
依神紫苑 : 「ここら辺が臭いわね」
「まぁ香水ぶっかかってるんだけど」
依神紫苑 : 「今宮~」
依神紫苑 : 「ちょちょいと纏めなさいよアレで」
三雲修 : 「扉の隙間から風に乗って流れてるんでしょうか...」
今宮 新 : 「そんなとこまでかかってたか…?」
「風に乗るにしても違和感あるが…」
今宮 新 : 呼ばれたので寄って来て調べるけど
調香していースか?
KP : いいわよ~~!
今宮 新 : CCB<=90 《芸術:調香》
(1D100<=90) > 68 > 成功
KP : では……香りの断片であるが故に香水を再び作ることは叶わなかった、が
KP : ■《芸術:調香》
君は近くに仲間が居るかどうか、香水を使って確認する。君の作る仲間の香水を空中に吹き掛けることで細い煙となり、仲間の場所まで伸びていく。近くに居れば煙と匂いはより濃くなる。
使用してみれば、残念ながら廊下やフロア近くには誰も居ないらしい。
今宮 新 : 「うーむ……もう一度香水を作るのは無理そうだなこりゃ…」
今宮 新 : 「しかも…傍に誰もいないぞ」
「助けを求めるのも難しそうだな」
依神紫苑 : 「いよいよもってドアの金具全部抜いてみた!の時間みたいね」
うちは イタチ : 「やめておけ…そもそも、何が原因かどうかも完璧に理解したとは言えん」
三雲修 : 「金具も硬いんじゃないかなあ...」
「全部外したところで扉として動いてくれるかどうか」
うちは イタチ : 「オレもこの部屋を視るとするか…」
うちは イタチ : 《芸術:霊香》で部屋全体を確認しよう
KP : わかったわ
うちは イタチ : ccb<=95 《芸術:霊香》
(1D100<=95) > 84 > 成功
KP : 成功:君はこの部屋に漂う怪しげな気配が「残り香」と似ていることに気がつく。証拠の回収として作られた香水の中に邪気が混じってしまっていたのだろうか。とても珍しいケースであるが、誰しもウッカリはある。残り香の気配を辿ると、扉付近に居る事が分かる。
KP : では…
KP : どうしたものか、と思っていたその時だ。突如として扉付近で小さな渦が立ち昇り始める。
KP : それはやがて可視化されて奇妙な形を象っていく。うちはイタチの霊香によって接触されたからだろうか、確かな敵意を持っている。間違いない、不可視の怪異たる残り香である。
KP : 少しずつ輪郭が濃くなっていく残り香の見た目は平たく言えば煙の形をしたお化けである。
KP : 早急に対処をしなくてはならないが、ここは遺香のオフィスである。拳銃で撃ったり、刀を扱うにもやや分が悪い。そんな時最も頼りになるのが、遺香の主任である亜白檀である。
KP : 彼と言えば、先程の残り香の出現に「はァ!?んだよ、脅かしやがってクソが!」と一人キレ散らかしていたようだが、今は君たちを見据えて笑う。
亜白 檀 : 「おい、お前ら。やること分かってるな?俺は備品に被害が出ねぇように壁で囲ってやる」
KP : 亜白は何かを探すように懐を弄るが、ややイラついた様子で「あ?……あぁ、香木は棚の中か。仕方ねぇ」と呟くと次にポケットから煙草とライターを取り出した。すぐさまライターの小さな炎で煙草を炙る。待たずして白い煙が立ち上り、やがてそれが意志を持つように君たちの周囲をほぼ円形状に囲んだ。白いモヤのような壁に囲まれた安全なフィールドが生まれる。
依神紫苑 : 「…唐突に業務が発生するなんて、今日も正しく運が無いようね」
三雲修 : 「三雲、応戦準備できてます!」
臆することも無く、ハンドガンを取り出しセーフティに指をかける
今宮 新 : 「マジか、香水に混じってたのか…ウッカリしてた」
うちは イタチ : 「出るものが出たな」
「変わらず助かるよ お陰で気にするべきことが一つ減った」
亜白 檀 : 「煙草はそう長くねぇからな、手早く頼むぞ」
KP : 彼の特別な力は、特定の物体に火がつき煙が焚かれている時間の間続くものである。
普段は香木を使っていることが多く、残り香の対処は余裕を持って行えるが、今日は時間制限付きらしい。君たちはできるだけ手早く対処しなくてはならない。
今宮 新 : 「ッス、わかりやした!」
コンバットナイフを取り出し構える
KP : では……戦闘開始!
KP : 戦闘はDEX順に行動することになるわ
また、本来は銃火器は残弾数を数えるのだけれど、あまり厳密にはしたくないからしないわ
KP : ただ拳銃のアドは使わせてあげる!
ラウンド開始時に1回射撃を行使していいわよ
三雲修 : 助かりますね...
三雲修 :
うちは イタチ : !!
今宮 新 : !!
三雲修 : ディープ・パープル1に射撃!
KP : いいわよ~!
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 33 > 成功
KP : 残り香は回避を行わないわ
ダメージは…そうねぇ、1d8でいいわよ
三雲修 : 至って冷静に眉間に相当する辺りを狙って鉛玉を打ち込む
三雲修 : 1D8
(1D8) > 5
KP : 弾丸は残り香を的確に捉え、撃ち抜いていく。
その輪郭の半分が掠れて消えている。あと僅かで倒せそうだ。
うちは イタチ : ではオレも…そのまま便乗して拳銃で撃ち抜くとしよう
KP : いいわよ~! 来なさい!
うちは イタチ : ccb<=95 拳銃
(1D100<=95) > 39 > 成功
うちは イタチ : 対象は1の方!
KP : 同じく回避無し、ダメージは1d8よ
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 2
KP : 先ほどの射撃を受けて警戒したのか、残り香はその身を燻らせ被害を逸らそうとしている。
KP : それにより、射撃の何発かは逸れてしまう。
うちは イタチ : ぱん、と拳銃による先手をお見舞いしたが
逸らされたのを視て目を細める
KP : では…改めてDEX順の行動よ
今宮から!
今宮 新 : では(2)の方に戦闘移動で接近してナイフで攻撃するぞ来い
KP : わかったわ 来なさい!
今宮 新 : CCB<=80 近接格闘
(1D100<=80) > 89 > 失敗
今宮 新 : 🌈
KP : 🌈
三雲修 : 🌈
うちは イタチ : 🌈
依神紫苑 : 🌈
KP : ではあなたは懐に入りナイフを使おうとする……ものの、残り香は不完全であり、輪郭が時折かすれて消えてしまう。それにより狙いを定めるのが困難になっていた。
今宮 新 : 射撃組の誤射…もとい邪魔にならないよう、もう片方の残り香に跳躍するもナイフは空を切る
今宮 新 : 「やべっ」
KP : では続いてイタチの番よ!
うちは イタチ : …仕方がない
がやることは変わらん 拳銃で弱った方をそのまま狙い撃つ
KP : 来なさい! 返り討ちよ!
うちは イタチ : ccb<=95 狙いは1
(1D100<=95) > 42 > 成功
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 5
KP : では……
KP : 弱っていた残り香は追撃を喰らえばそのまま霧散し、消えていく。
後に残るのは、もう1体の残り香だけだ。
うちは イタチ : ぱん、と 再び狙い澄まして弱った残り香を撃つ
被害を逸らされるならばどう逸らされるかを思慮に入れて撃てばいいと言わんばかりに
うちは イタチ : 「あと一つ、そのまま攻め立てろ」
三雲修 : 「分かりました...!」
KP : では…来なさい、修!
三雲修 : 遅れて続くように牽制射撃を試みる
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 51 > 成功
三雲修 : 1D8
(1D8) > 6
KP : 片割れを失い狼狽えたか、残り香の回避が遅れる。
牽制の為の弾丸すらも当たり、その輪郭は朧げになっていく。
三雲修 : 「...?仲間意識があったのか」
さりとて気にもとめず
KP : では…残り香の手番よ
不完全な残り香 (2) : choice1-4
不完全な残り香 (2) : 🌈
不完全な残り香 (2) : choice 1-4
(choice 1 2 3 4) > 3
不完全な残り香 (2) : さっき殴ろうとしてスカった奴なぐる
今宮 新 : かかってきなさい…!
不完全な残り香 (2) : sCCB<=20 触手
(1D100<=20) > 80 > 失敗
不完全な残り香 (2) : 残り香はその煙のような身体から、身体の一部を鋭く伸ばし今宮を突こうとする──ものの。
不完全な残り香 (2) : 先ほどの修の攻撃により、体積が足りなくなったのか
それは寸での所で届かない。
今宮 新 : 「おっと、ギリギリ届かねぇな…!」
今宮 新 : 素早く横にステップ回避する
KP : それではラスト、紫苑の手番よ!
依神紫苑 : 私と幸運勝負しましょうか…
不完全な残り香 (2) :
依神紫苑 : ccb<=90 自分も含めて不運にする程度の能力!
(1D100<=90) > 42 > 成功
依神紫苑 : 幸運ロールでダメージ発生効果を使うわ…!
KP : わかったわ
残り香の幸運は…そうねぇ…
KP : 2d6+1
(2D6+1) > 6[4,2]+1 > 7
KP : 7×5よ
不完全な残り香 (2) : CCB<=35 ってことは35ってコト~!?
(1D100<=35) > 18 > 成功
不完全な残り香 (2) : おお
依神紫苑 : ccb<=60
(1D100<=60) > 42 > 成功
依神紫苑 : なにも おこらなかった!
不完全な残り香 (2) : あー幸運でよかったー
依神紫苑 : 「ええい!不幸になっちゃえ!」
不完全な残り香 (2) : 「……!」
依神紫苑 : 何か禍々しいお香のようなもやもやを打ち出すが
不完全な残り香 (2) : 「…………??」
依神紫苑 : 相手もふわふわしてたからか
それは運悪く特に何も作用しなかった
依神紫苑 : 「私の運が悪いから失敗したのか」
「相手の運がいいから成功したのか…」
依神紫苑 : 目を瞑りしみじみと呟くのでした
KP : ちょっと哲学的になってきたわね。
KP : では、ラウンド終了
一巡!
KP : 再びラウンド開始時の射撃の時間よ
三雲修 : イタチさん決めちゃってください!
うちは イタチ : 任された
うちは イタチ : 拳銃の時間だ…!
KP :
今宮 新 : 先制射撃でお前ら全滅だ…!
うちは イタチ : ccb<=95
(1D100<=95) > 12 > スペシャル
KP : !!!
KP : ダメージきなさい!変わらず1d8よ!
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 1
KP : ……
KP : ま、まあ…ダメージは蓄積されるから…
三雲修 : ニーサン...
KP : 霧のように広がる身体の芯となる場所へは照準を定め辛く、決定打となる一撃を与えられない。
うちは イタチ : 「…近接戦の方がよかったか、だが」
三雲修 : 「.....!隙を作ってくれた、今なら!」
うちは イタチ : 「そうも広がれば…狙い澄ませるだろうよ」
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 100 > 致命的失敗
三雲修 : 🌈🌈🌈
KP : 🌈🌈🌈🌈
KP : そうして引き金を引こうとするが……
KP : ……弾詰まりだ!!!
KP : 1手番使わないと攻撃不可とするわ
三雲修 : 「ッ!?」
ガチガチと詰まる音
依神紫苑 : 「やっぱり私の能力は成功してたようね」
「不運な方向に」
うちは イタチ : 「もう少し指向性を持たせてもらえるとこちらとしては助かるのだが…」
三雲修 : 「違います依神さん!僕らじゃないです狙い」
依神紫苑 : 「運に指向性があれば苦労しないのは私なのよ…」
「いや逆向きにはあるけど」
今宮 新 : 「おいマジかよ…!?通りでさっき俺も攻撃外したわけだぜ…」
こっそり失敗をなかったことにしようとしてるけど
KP : (^^)
KP : ではそんな今宮、名誉挽回できるかしら?
今宮 新 : やってやらあ!
今宮 新 : (2)にもう一度ナイフで攻撃!
KP : 来なさい!!!
今宮 新 : CCB<=80 近接格闘
(1D100<=80) > 21 > 成功
KP : 回避は…無し!ダメージ1d4+2+1d6よ!
今宮 新 : 1d4+2+1d6 ダメージ
(1D4+2+1D6) > 1[1]+2+5[5] > 8
KP : では……先ほどの射撃も踏まえ、すっかりと核となる部分を守ることが出来なくなった残り香は
KP : 露わになったそれを切られ、そのまま形を保てなくなる。
今宮 新 : 先ほどより距離が近いのもあり、今度こそ確実にナイフを残り香に通し
今宮 新 : 「……だが、不運も永遠に続くわけじゃあないぜ」
今宮 新 : 残り香の核を叩き斬る
KP : シュウ、と音を立てて残り香は消えていく……。
KP : 戦闘終了!
KP :  
KP : 残り香を鎮圧させれば、正しく煙に巻くようにその形が不定形に歪んでは膨張してを繰り返している。宥めることが出来れば、残り香を元に戻せるかもしれない。
KP : ■《芸術:霊香》
うちは イタチ : 行くとしよう…
うちは イタチ : ccb<=95
(1D100<=95) > 28 > 成功
KP : 成功:膨張していた残り香が少しずつ人の形に戻っていくのが分かる。
現れたのは半透明の瓜二つの少女二名だった。少し不貞腐れた顔をした少女たちは、君たちの視線から逃れるように目を逸らす。
KP : では、あなたたちは同時に次の事に思い至るわ
この香水が何の事件の香水だったか、という事にね
KP : 〈都内で亡くなった双子に関する事件〉
都内でほんの数日前に解決した事件。被害者は中学一年生の少女二名、犯人は少女らの母親。名前は蓮華。ネグレクトや虐待を繰り返していた母親が、学校に通う二人の怪我を心配した学校側からの注意の電話に怒り狂い双子を監禁する。栄養失調と暴行により衰弱した双子を、生きたまま畳下にあった床下収納へ詰め込む。行方不明当初は家出だと主張したが、君たちの捜査により遺体の発見と母親逮捕に至った。
遺棄された遺体は死後一ヶ月以上経過しており、抱きしめ合うような形で発見された。
KP : 彼女たちとお話する事ができるわ
また、彼女たちが形になっている以上〈線香〉での成仏も必要よ
KP : もちろん成仏させた場合そこで会話は終了となる事には気を付けてね
今宮 新 : 「そうか…お前らだったか…」
依神紫苑 : 「そう…そういうことなのね」
目を細めて
うちは イタチ : 「…………そうか」
今宮 新 : 「すまなかった、お前たちが残っていたことに気づかず香水の中に閉じ込めちまって…」
何の香水だったのか、それに思い至り
少女たちに頭を下げる
三雲修 : 「...........」
少女 : 「……な……何よ……何よ、この子に触らないで、近づかないで!」
少女はもうひとりの少女を守るように前に出る。
少女 : 「もう……もう、ほっといてよ、私たち死んじゃったんでしょ?
 だったら……だったらもう、もう……!」
依神紫苑 : 「…まぁ、待ちなさいよ」
依神紫苑 : 「そうして残ってたなら…」
「少しでも、やり残したの一つや二つ、あったんじゃあないのかしら」
少女 : びくり、と身体を震わせる。
少女 : 「……………そんなの……」
少女 : そうして、俯いて、背後の少女を見つめて。
少女 : 「……………………この子に、生きてて欲しかった………」
依神紫苑 : 「…そうね、そうでしょうね」
依神紫苑 : 「……それ以上はなかったでしょう」
嫌になるわね、と、目を細めながら
依神紫苑 : 「……気持ちはわかる、と言うのも」
「いい気休めじゃあないでしょうね」
少女 : 唇を噛み締めて、背後の少女の方を見ながら俯いている。
少女 : その表情は今にも泣いてしまいそうな、感情が張り詰めたものだ。
依神紫苑 : 「でも、自棄になるのは……それでも良くない、と思うわよ」
依神紫苑 : 「その子にとって、今残ってるのは…貴女でしょう」
「だったら、己まで棄てるより……無茶苦茶でもいいから、吐き出してしまう方がいいわ」
依神紫苑 : 「生きて叶わなかった……としても」
「叶わないかどうかは、決まってないでしょう…?」
少女 : 「…………………」
しばらく黙って、考え込んで。
少女 : 「……………生きてて欲しかった」
「生きてたかった」
少女 : 「もっと、楽しい事がしたかった。嬉しいことを感じたかった」
少女 : 「もっともっと、生きていてよかったって、そう思いたかった、思えるようなことを、この子と……感じたかった……!」
依神紫苑 : 「……そうね、そうよね」
「何も無ければ、欲しがることさえできやしない」
やるせない、という言葉ばかりを吞み込み
依神紫苑 : 「……はぁああ…」
依神紫苑 : 「せめて、どうか感じることくらいはできないのかしらね」
「今宮、どう?」
依神紫苑 : 「未練ばかり残して成仏しろだなんて、ちょっと酷でしょ」
今宮 新 : 「ああ…」
「だが、俺の香水は時々過去が見えるってモンだから感じることができるかどうかは…」
依神紫苑 : 「……まぁ、そう自由なばかりではない、か」
依神紫苑 : 「まずは自分の手を動かす、わ」
「貧乏暇なしよ」
依神紫苑 : …幽香で彼女たちでも触れたり感じられる何かしらの素材を探すのってできるかしら
それこそ経験なり、記憶なり…楽しめそうなもので
KP : 構わないわ、幽香はそういった概念も形にすることが出来るものだから
自身の感情や記憶だったら補正無し、誰かの具体的な記憶だったら-10くらいの補正ね
依神紫苑 : だったら…そうね
依神紫苑 : お言葉に甘えましょう
妹と私の記憶を抽出して…彼女たち姉妹が少しでもそういう姉妹団欒を過ごせた経験ができるための素材にしたいわ
依神紫苑 : というか私の記憶か
KP : わかったわ 幽香を振って頂戴!
依神紫苑 : ccb<=80 『芸術:幽香』
(1D100<=80) > 99 > 致命的失敗
依神紫苑 : なんでよ~~~~!!!!
三雲修 : 🌈
今宮 新 : 🌈
KP : 🌈
依神紫苑 : "自分も含めて不運になる程度の能力"
KP : 全伏線、回収開始。
三雲修 : 今のとこギリエネミー
KP : ……でもそうねぇ、これで何も無しでしたはあんまりにもかわいそうだから
依神紫苑 : !!!
KP : 現在の幸運半分減らせば成功扱いにしてもいいわよ
依神紫苑 : わあい!安いもんよ…私の幸運ぐらい
KP : あー
KP : やっぱり1/3減らすでいいわよ 20減らして40にしてちょうだいね
依神紫苑 : わかったわ
system : [ 依神紫苑 ] 現在の幸運 : 60 → 40
依神紫苑 : 「…じゃあ、うちの部署らしくやりましょうか」
ふう、と息を吐き
依神紫苑 : 目を瞑り、自身の中の不運を搔き分けて
わずかに輝く幸せな記憶を強く意識する
KP : 幸せの記憶は形となり、精油となり。
これを使えば……香水にすることができるだろう。
依神紫苑 : 「…これでどうかしら」
「試してみる価値はあるんじゃない?」
今宮 新 : 「記憶を精油にした、のか…何時見ても驚かされるな…」
「だが確かにこれなら可能性はありそうだ」
依神紫苑 : 「いい名誉挽回でしょう?」
今宮 新 : 「ああ。俺もやれるだけやってみよう」
ということで調香してみていースか?師匠
KP : いいわよ~! 事前に言っておくと、成功したらちゃんと霊に効く香水が作れるわよ、安心してね
今宮 新 : うわ!
今宮 新 : CCB<=90 芸術:調香
(1D100<=90) > 20 > 成功
KP :
KP : では、精油を使い……幸せの記憶の香水を作ることができたわ
今宮 新 : 精油をエタノール等と混ぜ、手早く香水を作り
今宮 新 : 「っし、できたぞ」
紫苑に渡す
依神紫苑 : 「…ありがとう」
依神紫苑 : 「あなた達」
依神紫苑 : 「…せめての贈り物よ」
「これが少しでも幸せな二人の時間になってくれたら、幸いね」
依神紫苑 : と、二人に向けて香水を吹き掛ける
依神紫苑 : …特別な記憶があるわけではない
喧嘩だのなんだの、不純物のようなものかもしれないが
依神紫苑 : 私にとっては、お金も何もなくとも
価値があると…そう評価した、そんな記憶だ
少女 : 「……っ!」
目をきゅっと瞑ってそれを受け入れて。
しかし徐々に表情は和らいでいく。
少女 : 「…………これ……」
小さく呟いて、背後の少女と目を見合わせて
少女 : 「…………」
「………………ありがとう」
依神紫苑 : 「なんてことないものよ」
「ただまぁ、時間だけはたっぷりね」
依神紫苑 : 「…可愛らしい妹さんね」
「こんなところまでしっかり手を握ってあげたのだから…」
依神紫苑 : 「貴女にはいいお姉さんがいて、羨ましいわ」
少女 : 背後に居た少女は、困ったような、でも誇らしいような
そんな表情を浮かべた。
依神紫苑 : 「…じゃあ、後はあなたたちの仕事かしら」
依神紫苑 : イタチ達に目を向けて
今宮 新 : 「…なあ、嬢ちゃん。俺は気休めしか言えない情けない男だが…」
今宮 新 : 「自分のこと守ろうとしてくれる人がいたってのは、嬉しいことだったんじゃねぇかって思うんだ」
「何も知らねぇ俺が言えたことじゃないんだけどな…」
うちは イタチ : 「オレはどこまでも、キッカケを作るまでしか出来ん」
「助かるよ、だから…最後は任せた」
今宮 新 : 「少なくとも、嬢ちゃんたちが互いのために何もできなかった…そんなことは決してない」
「それだけは…確かなことだと思うぜ」
少女 : 「……………ありがとう」
今宮 新 : 「…俺にできることはそれくらいだ」
「後は任せたぜ、修」
三雲修 : 「.......」
三雲修 : 「アフターケア、ありがとうございます」
今の今まで閉ざしていた口をようやく開く
そしてぺこりと丁寧にお辞儀までして、姉妹の前に歩いていく
依神紫苑 : 軽く会釈し見送るように
三雲修 : トリガーオン
線香!
三雲修 : 「...僕がかけられる言葉なんてありませんでしたから」
通りざま呟いて
三雲修 : ccb<=95
(1D100<=95) > 15 > スペシャル
KP :
三雲修 : 「.......ごめん」
短く、それだけを姉妹に伝えて
三雲修 : なんの意味かを誰かが問う前に、香は効果を発揮し
KP : 眠るように目を瞑った少女二人は手を繋ぎながら再び寄り添う。ありがとう、と君に告げたのを最後に煙と共に姿が消える。
KP :  
KP : 君たちの仕事は、機捜や捜一などが行う捜査よりもうんと後に回ってくるものばかりである。
KP : 本来の現場も被害者のことも何もかも全て捜査で上がる話を、大抵書面や口頭で知り聞くばかりである。そんな君たちは、彼らが見つけられなかった事件の遺した香りを辿るのだ。死人に口なしとは言うばかりの世の中において、君たちは終ぞ届かなかった死人の声を聞き届ける。辿る先に赴けば、初動捜査ですら目にすることが無かった光景も目にする事もある。
KP : 事件を未然に防ぐことが警察の理想であるとするならば、君たちの仕事はある種その仕事に適していると言えるだろう。全てが全て、必ず救えるという訳では無いが。
KP : 残り香の対処が終われば部屋の重々しい空気は無くなり、先程まで閉じていた鍵は自然と開く。事態の収束を受けて亜白は自身の席にどかりと座って額の汗を拭う。
亜白 檀 : 「あ゛〜……まさか、遺香のオフィスに居てこんな事になるとは思わなかったぜ。これからは割らねぇように気をつけろよ?あと、証拠回収に残り香が混ざらないようにするのも頼むぜ。……被害者の為にもな」
依神紫苑 : 「そうね、全くだわ」
依神紫苑 : 「…毎度こんな思いをしてたら瘦せちゃうわ」
今宮 新 : 「ッスね…」
「一回全部確認すっかぁ」
依神紫苑 : 毎度慣れないジョークを飛ばし
三雲修 : 「以後気をつけます...」
「片付けたら今日は有給取ろうかな...はあ」
ぐったりした顔で
うちは イタチ : 「よもや、だな」
「流石にこの場で…と言ったのはオレも想定外だった、以降気をつけるとしよう」
依神紫苑 : 「…もうやせっぽっちだろって言う所よ」
全員を肘でつつきまわし
今宮 新 : 「痛い!ツッコミづらいギャグはやめろっつってんだろ!」
依神紫苑 : 「重たくなった気分を晴らそうというこの優しさが伝わらないとは…」
依神紫苑 : 「不運ね、相変わらず」
ふっ、と
依神紫苑 : いつものようにへにゃへにゃした顔で座り
今宮 新 : 「不運とギャグセンは別だろ…」
そんなことをブツクサ言いつつ、並んでいる香水に目を通して行く作業を始める
三雲修 : 「和ませるより手と足を動かしてくださいよ」
うちは イタチ : 「オレも言い難いものは言い難い」
「だがまあ、よくやってくれた」
依神紫苑 : 「十分働いたわー」
依神紫苑 : 「まぁ私が書類やら備品に触っていいなら触るけどね」
うちは イタチ : 「…………これ以上痩せ細られても困る。今だけそこで座っておいてくれ」
三雲修 : 「...失言でした」
KP : そんなことを話していれば、遺香の扉を開く人影が居て──。
KP :  
system : [ 三雲修 ] MP : 16 → 15
KP : ──がちゃり、遺香の扉を開く音がする。
KP : 束ねた黒髪を靡かせながらかけたサングラスを指で持ち上げる人物、そして気だるげな態度で松葉杖を使いながら歩く人物……君たちの仲間である伊澄なとりと志虎黄泉である。
伊澄 なとり : 「やぁ諸君!……と、おや、随分お疲れのようだ。何かあったのかい?」
伊澄 なとり : 「ふむふむ何だって?香水の瓶が割れて、中から現れた残り香とこの場所で戦っていたとな?それは随分大変だったな、それどうだ。ここには偶然にもワタシが仕入れてきた握り飯の材料があるんだ。今から握ってやろうじゃないか、遺香名物の遺香にぎりをね!」
KP : 君たちが言葉を挟む隙がまるで無い。
今宮 新 : 「え、あっはい」
「うわ!ありがとう!」
KP : 伊澄は一人でそこまで話すと自分のデスクに盆に乗ったアツアツの白米と具材を置き、ビニール手袋を手にはめる。
まだ何も言ってない、と言おうとする君たちの事など全く気にせずわははと笑っている。そう、彼女は人ではない。依神紫苑と同じ「人ならざる何か」なのだ。
随分長命の依神紫苑と伊澄は警視庁そのものよりも先輩である。本当の意味で組織全体の年長二名である。相変わらず一体「何者か」なのかも分からないし、何なら性別も「本当に女性」なのかもきっと分からないのだろうが、それは依神紫苑も同じだろう。
三雲修 : 「ま、待ってください…せめて色々と事情を…」
あせあせ
依神紫苑 : 「わーいおにぎりだ、私おにぎりだいすき」
伊澄 なとり : 「ふんふんふーん♪ 遺香にぎりふんふふーん♪」
うちは イタチ : 「色々と……おい待てここで握るのか…?」
一仕事したあと、栄養は欲しいとはいえ微かに驚いたようで。
伊澄 なとり : 「そうだとも、自分で握りたい者は遠慮なく握るといい!」
KP : タッパーに入っている具材は……ざっと数えても20を超えている。
三雲修 : 「握りパーティでもしようとしてます?」
うちは イタチ : 「ここで料理でもしに来たのか……?」
今宮 新 : 「豪勢なおにぎりだ…」
伊澄 なとり : 「そりゃだって、私だろ、檀だろ、志虎くんだろ、うちはくんだろ、三雲くんだろ、今宮くんだろ、我が友紫苑だろ?」
伊澄 なとり : 「大の大人が7人もいる!こりゃあ大量にむすばなきゃダメだろう!」
依神紫苑 : 「気が利いてるわね」
「私あんまり食べれないけど」
依神紫苑 : 常にひもじいので胃が小さいのである
三雲修 : 「凄い、因果関係が全く分からなかった」
伊澄 なとり : 「あっはっは、良いのさ良いのさ! 美味しく食べれるならそれに越した事はない!」
志虎 黄泉 : その様子をじっと見つめている。
KP : 志虎に対して〈アイデア〉を振ってもいい。振らなくてもいいわよ
三雲修 : そろそろ降るか…僕もシャンカーの一族
今宮 新 : せっかくだし振るか…♠
三雲修 : ccb<=60 アイデア
(1D100<=60) > 83 > 失敗
KP : 🌈
今宮 新 : CCB<=11*5 アイデア
(1D100<=55) > 84 > 失敗
KP : 🌈🌈
今宮 新 : 🌈🌈
三雲修 : 🌈
うちは イタチ : お前たち?
うちは イタチ : 仕方がない…オレもやるとしよう
三雲修 : 「ていうか志虎さんすら置いてけぼりじゃないですか、なんでその人連れてきたんですか…」
なんもわかんなかったので当たり障りのない感想
うちは イタチ : ccb<=75 アイデア
(1D100<=75) > 21 > 成功
KP :
依神紫苑 : !!
三雲修 : 格が違う
今宮 新 : 格が違う
KP : 〈アイデア〉に成功したイタチは…そうね
志虎の傷がまた増えている事に気付くわ
今宮 新 : 「黄泉も相当腹が空いてるみたいだな」
うんうんと頷く
うちは イタチ : 微かに、黄泉の様子を見て眼を細め
志虎 黄泉 : 「……いや、俺はそこまで……」
「…………動きは、したけど」
うちは イタチ : 「……志虎、また怪我をしたのか」
志虎 黄泉 : 「……………………」
「…………これくらい、平気」
今宮 新 : 「またか? まあ平気ってんならいいんだが…」
志虎 黄泉 : 「……うん。相棒、探してただけ」
「大丈夫、頑丈、取柄……だから」
依神紫苑 : 「…」
目を細めて
三雲修 : 「…見つかり、ましたか?」
「せめて手がかりとか」
志虎 黄泉 : 少し俯いた後、首を横に振る。
三雲修 : 「そうですか…」
「あまり無理はしないでくださいね」
分かっていたように、そこまで落胆の様子は見せず心配の声を
志虎 黄泉 : 「…………」「…………ありがとう」
伊澄 なとり : エッホエッホ
遺香のみんなにおにぎりを作らなきゃ
エッホエッホ
依神紫苑 : 「まぁ、ぱーっと食べてしまいましょうか」
今宮 新 : 「また暇な時があったら手伝ってやるさ、だから1人で無茶しすぎんなよ」
依神紫苑 : 「私も握…らないほうがいいか」
依神紫苑 : すとん、椅子に座るのでした
KP : にぎりを食べる皆さんはですね
KP : 1d30をどうぞ
依神紫苑 :
三雲修 :
こわい
依神紫苑 : 1d30
(1D30) > 6
今宮 新 : こわい
うちは イタチ : !!
うちは イタチ : 1d30 こわい
(1D30) > 21
今宮 新 : 1d30
(1D30) > 15
三雲修 : 1D30
(1D30) > 10
KP : 紫苑
>6.明太子
依神紫苑 : 「からうま…」
「おいひい」
KP : イタチ
>21.納豆
KP :
>15.おかか
KP :
>10.たらこ
KP : 皆普通でよかったわねェ…!
今宮 新 : こわい
三雲修 : こわい
うちは イタチ : 普通じゃないのがあったのか??
三雲修 : ショゴス?
KP : >26.オレオ
そこのおにぎりのオレオ取ってオレオ!
今宮 新 : おお
三雲修 : 「もぐ………まあ、普通に美味しいですね」
うちは イタチ : 「………………」
昆布が良かった。などとは口にも態度にも出さず黙々と
今宮 新 : 「”アタリ”だったぜ」
「美人のねーちゃんの普通に美味い飯を食える…ありがてぇことだ」
依神紫苑 : 「こんだけ用意するのけっこーしたんじゃないの?」
伊澄 なとり : 「ふふ、我々には必殺“ケイヒデオトス”があるからね!」
三雲修 : 「当たりってそんなハズレ付きのくじみたいな………………無いですよねハズレ?」怖くなって確認を取る
伊澄 なとり : 「私は…………………」
伊澄 なとり : 「……………どれも当たりだと思ってるよ!」
亜白 檀 : 1d30
(1D30) > 1
うちは イタチ : 「…なんだその間は??」
亜白 檀 : 「……まーまー、大方当たりなんだから良いじゃねぇか」
亜白 檀 : (←いくら)
依神紫苑 : 「食べられるなら全部当たりでしょ?」
依神紫苑 : 目がマジである
志虎 黄泉 : 1d30
(1D30) > 15
志虎 黄泉 : こくこく、と頷いている。
志虎 黄泉 : (←おかか)
うちは イタチ : 「…違いない。
 特に、こうして共に食せるということは…特に。ああ、良いものだ」
今宮 新 : 「アタリハズレがある方が楽しい」
「何も悪いことだけじゃないさ…ハズレさえ引かなければな」
三雲修 : 「アウェイは僕の方だったのか……!」
伊澄 なとり : 「それじゃ、食べ終わったら業務に入ってくれたまえ~。
 腹が減ったら戦はできないのだったら、腹を満たしたら戦の時間だよ!」
うちは イタチ : 「……了解した」
三雲修 : 「分かりましたよ」
今宮 新 : 「うーっす」
依神紫苑 : 「はぁい」
依神紫苑 : 座ったままである
KP : では、お仕事
これは実際にダイスを振ってもらいましょう
KP : ■仕事をする場合は〈聞き耳〉〈芸術:◯◯〉〈コンピューター〉〈図書館〉〈人類学〉など
成功した技能は即時技能成長可能:1d3(判定可能回数は最大で5回まで)
KP : この辺りの『業務に使いそうな技能』を使って判定してみて頂戴
成功失敗問わず5回まで振れるわ
今宮 新 : なるほどな
KP : 成功した場合は1d3その技能を成長させて頂戴ね
依神紫苑 : じゃあ貧乏知恵で人類学代行していいかしら
KP : いいわよ~!
三雲修 : まずい仕事は全部秀才足るものの実力か見聞色にブン投げていた
KP : 1人につき5回だからポンポン振っちゃって大丈夫よ
依神紫苑 : 五回も!
今宮 新 : 聞き耳の隠密行動で振るか…♠
依神紫苑 : ccb<=80 貧乏知恵[人類学]
(1D100<=80) > 42 > 成功
今宮 新 : CCB<=80 隠密行動
(1D100<=80) > 26 > 成功
今宮 新 : CCB<=80 隠密行動
(1D100<=80) > 63 > 成功
依神紫苑 : じゃあ分けて別の技能も降っていいのかしら
KP : いいわよ~!同じのでもいいし別のでも大丈夫よ
うちは イタチ : では…直感でコンピュータと芸術:絵画
そして写輪眼で目星と図書館をやってみようか…
依神紫苑 : うわ!
今宮 新 : なら諜報も混ぜるとするか
依神紫苑 : ccb<=60 生存本能[心理学]
(1D100<=60) > 90 > 失敗
今宮 新 : CCB<=80 隠密行動
(1D100<=80) > 45 > 成功
KP : 🌈
依神紫苑 : ぐぐ
今宮 新 : 🌈
依神紫苑 : ccb<=60
(1D100<=60) > 14 > 成功
うちは イタチ : 🌈
依神紫苑 : ccb<=60
(1D100<=60) > 5 > 決定的成功/スペシャル
KP :
三雲修 :
うちは イタチ : !!
依神紫苑 : ccb<=60
(1D100<=60) > 75 > 失敗
今宮 新 : !!!
今宮 新 : 🌈
依神紫苑 : これで五回
三雲修 : ちなみにこれ100過ぎたらどーなりますか
KP : 折角だしこのクリティカルは成功回数+1回扱いにしていいわよ
今宮 新 : x2 CCB<=80 隠密行動 #1
(1D100<=80) > 7 > スペシャル #2 (1D100<=80) > 21 > 成功
依神紫苑 : ありがたい…三回成功ね
今宮 新 : 5成功
三雲修 :
依神紫苑 : 1d3 長寿知恵
(1D3) > 2
今宮 新 : 技能成長できた!
依神紫苑 : 3d3 生存本能
(3D3) > 7[2,3,2] > 7
依神紫苑 : よしよし
うちは イタチ : x2 ccb<=95 目星と図書館 #1
(1D100<=95) > 90 > 成功 #2 (1D100<=95) > 31 > 成功
KP : 100過ぎた場合、99扱いで振ることになるわ
技能のマイナス補正がある場合その分引かれる余裕はできるわね
三雲修 : なるほど!
うちは イタチ : 理解した!
今宮 新 : 5d3
(5D3) > 12[3,3,3,1,2] > 12
三雲修 : x5 ccb<=95 ペンチメンタル #1
(1D100<=95) > 5 > 決定的成功/スペシャル #2 (1D100<=95) > 73 > 成功 #3 (1D100<=95) > 76 > 成功 #4 (1D100<=95) > 8 > スペシャル #5 (1D100<=95) > 37 > 成功
三雲修 : 6D3
(6D3) > 9[1,3,2,1,1,1] > 9
今宮 新 : 格が違う
三雲修 : 下ブレ〜🌈
今宮 新 : 🌈🌈
うちは イタチ : x2 ccb<=85 説得と信用 #1
(1D100<=85) > 55 > 成功 #2 (1D100<=85) > 66 > 成功
KP : あとそうだわ、89以下から90以上になった人はいる?
今宮 新 : うっす!隠密行動が80から92になったっす!
うちは イタチ : x2 2d3 目星のやつ→説得信用 #1
(2D3) > 5[2,3] > 5 #2 (2D3) > 4[1,3] > 4
KP : それじゃ新はSAN2d6回復していいわよ
今宮 新 : おお
うちは イタチ : ccb<=95 知識/コンピュータ
(1D100<=95) > 18 > スペシャル
今宮 新 : SAN値って最大値超える?
KP : クトゥルフ神話技能で上限が下がってなければ初期値超えて大丈夫よ
今宮 新 : うわ!
ビルディング・スネイク
うちは イタチ : 1d3
(1D3) > 3
今宮 新 : 2d6 SAN回復
(2D6) > 10[5,5] > 10
KP : おお
今宮 新 : ゴリティカル
三雲修 : 神話技能ってそんなパッシブあったんだ
system : [ 今宮 新 ] SAN : 70 → 80
KP : これがあるから継続するとじわじわ探索者の寿命は短くなっていくのよね
今宮 新 : クトゥルフ神話技能99発進!
KP : SAN0だァ~~~~!!!!
うちは イタチ : SAN0だよサスケェ!
KP : では、各々仕事に打ち込んでいると…
KP : 【HO1&HO2 イベント】
ふと三雲修が調べ物をしている最中に、パソコンの画面いっぱいにポップなイラストが広がって、可愛らしいポヨーンという音が遺香のデスク内に響き渡る。
真っ先にウイルスの類であるとわかる。妙なサイトを踏んでしまったのだろうか。
幸いにして、警察のデータが入ったパソコンではなく個人のものである為、重要な情報漏洩等の心配は無いが如何せん困ってしまうだろう。
閉じようとしても閉じることの無い画面はかなり厄介だが、何やら入力箇所があるのが分かる。ポップなイラストとは対象的な難解な方程式と暗号のようなものがある。
三雲修 : カチ…カチ……
三雲修 : カチッ……
三雲修 : 「……!?」
三雲修 : (し、しまった………ブラクラか!)
うちは イタチ : 「……どうした?」
うちは イタチ : 音を聞きつけ、自身の作業に区切りをつけたイタチが立ち寄って。
三雲修 : 「いえ何でも……!」
顔だけはイタチの方を向きながらエスケープだとかF5だとかを闇雲に
KP : ■HO1は知識またはアイデア
うちは イタチ : 知識で行こう…
うちは イタチ : ccb<=98 知識
(1D100<=98) > 90 > 成功
KP :
KP : うちはイタチはすぐに暗号と数式を解読するだろう。導き出された答えを入力するとファンファーレと共に「このウイルスは自動的に消去されます」というメッセージと共に消えて、すぐに先程までの画面に戻る。ウイルスの所在を確認すれば本当に何も無い。迷惑な挑戦状だったようだ。
うちは イタチ : 「…方程式に…ああ、どうやら解くことが条件か」
三雲修 : 「もう少しなんです!直ぐに…」
三雲修 : 「え………」
うちは イタチ : 「いや、いい。その心意気はいいが、少しコチラも張り切らせてもらおうか」
うちは イタチ : 一目見て、数秒ほどの時間をかけてから
すぐさまその仕組みに解法を導いたのか
うちは イタチ : かたかたと、後ろから手を伸ばしその解答を打ち込み
うちは イタチ : 「……これで終わりだ。ウイルスの元までは……特定出来ないか」
三雲修 : 「…あっ、電卓………」デスクから取り出しかけて顔を上げればすっかり終わっており
三雲修 : 「……流石に”天才”ですか」
「すみません、ありがとうございました」
三雲修 : ふうとため息
感謝を述べる
うちは イタチ : 「その呼び名はやめてくれ、小っ恥ずかしいだろう」
「だが構わんよ、こういったものの対処はオレの仕事だ」
うちは イタチ : 「…しかし……急にこうなるとはな」
「何かそれらしいサイトを踏んだり…などは?」
三雲修 : 「そんなつもりはなかった…んですが」
うう…踏んだ以上言い訳もできないぞ
三雲修 : 「そういうことなのかも…しれません」
うちは イタチ : 「…無さそうだな」
「……迷惑極まりないな、目に見える被害がないだけ、まだマシだが」
三雲修 : 「技術に対して目的が見えないのが不気味ではありますね…」
三雲修 : 「愉快犯で済めばいいですけど」
うちは イタチ : …何者かの挑戦状だろうか
思考の片隅にだが、そんなことを一度置く
うちは イタチ : 「…先ほどの画面のように、可愛らしいで済む動機ならばまだいいのだがな」
今宮 新 : 「何だ、変なサイトでも覗いてたのか~?」
後から覗きこんで茶化しに来る
三雲修 : 「違いますよ」
「そもそも仕事中じゃないですか…!」
今宮 新 : 「ンマーそりゃそうだが、気を張りすぎるのも………」
「………まあ、難しそうなことをよくやっているな。これからも頑張れ」
何か数式とかメモってたのを見て茶化しに来たのに退散の姿勢を取る
三雲修 : 「…………………………」
三雲修 : 怪訝な表情
今宮 新 : 「俺にあまり難しい文字列を見せるなよ…頭が破裂しちまうからな…!」
三雲修 : 「せめてチャレンジぐらいしてみましょうよ逃げずに」
今宮 新 : 「人には得手不得手ってのがあるのさ」
「苦手なことに時間を割いていられるほど暇じゃあない…と、どこかの偉い人も言っていた」
今宮 新 : そんなことを言いつつ、話しかけた時は何も持っていなかった両手に小瓶を持っている
何時の間にやら香水の素材を集めていたようだ
うちは イタチ : 「…ならば業務は…しているようだな、ならばよし」
「しかし…その小瓶は?」
三雲修 : 「はあ…そうでしたか……まあ頑張」
気が付かずに追い返そうとして
依神紫苑 : 「何か作るの?」
ぬっ、と出てきた依神紫苑
三雲修 : 「………なんです、ソレ」
物ではなく意図を訊ねる
今宮 新 : 「ん、まーこれも俺の業務の一環だ」
今宮 新 : 「香水ってのは便利なもんだ、特に遺香だとな」
今宮 新 : 「どんなのになるかはお楽しみってやつだけどな」
三雲修 : 「はあ…」気の抜けるような返事
依神紫苑 : 「そう言ってまたあの子たちみたいに混ぜ込んだりしないでしょうね」
ジト目
今宮 新 : 「しねーよ!」
依神紫苑 : 「ならいいわ、がんばりなさい」
今宮 新 : 「あいあい」
「お前らこそ仕事サボるなよー」
3つの小瓶を手で弄びながら退散していく
三雲修 : 「増えてないですか…!?」去っていく背に
うちは イタチ : 「…あの技術だけは真似できんな」
増えていることをやや訝しみつつも
依神紫苑 : 「フフ…私はいるだけで士気高揚するマスコットだから」
うちは イタチ : 「つまり、座っているのが仕事と言いたいのか?」
依神紫苑 : 「別にピコピコを触ったっていいのよ、無事を保証できないだけで」
うちは イタチ : 「……まずはこの時代の物言いから覚えさせるべきだったか」
依神紫苑 : 「…」
依神紫苑 : 「おばあちゃんじゃないし…」
依神紫苑 : 「ともかく私が見守ってるからいいこともあるのよ…」
依神紫苑 : と言いつつ、逃げるように去っていった
KP : そうして、業務は進んでいき
KP : 無事に定時を迎え、そのまま帰路に着くのだった……。
KP :  
KP : 遺香は知っての通り警視庁公安部の管轄だが、その特殊な捜査性故に県外や地方から応援を呼ばれることがある。
大抵は事件が行き詰った時で、事件発生や捜査自体は随分前の時間となるものが多い。都外ならば特に。
香水を用いた際に現れることがある門を介しての調査も少なくないが、その門を越えた先が必ず同じ場所とは限らない。
誰も知らない未知の領域や今や地図から消えた幻の大地など、様々な場所に繋がることもある。
KP : かくして、君達は神奈川県警からの応援要請を受け、調査を始めた。
三雲修 : 「5人、ですか」
「多いですね…ペースもやたらと高い」
依神紫苑 : 「普通の事件の可能性もままあるけどね」
「今の聞いた限りじゃ」
うちは イタチ : 「音大生のみを狙った無差別事件…不可解な証拠のみを残しているようだが」
今宮 新 : 「同じ場所で一月に5人…それなのに捜査が行き詰ってる」
「場所を考えても確かに異常さを感じるな…」
亜白 檀 : 「ふーむ……各々、調べてなんかわかった事とかあるか?」
三雲修 : 「ううん……今のところはあまり芳しくは」
今宮 新 : 「いやまだ何も調べてないっす」
うちは イタチ : 「廃劇場は海辺近辺に存在すること」
「補足として、その劇場が栄えていたことなどはない。…といったところ。」
三雲修 : 「廃劇場…ですか?」
うちは イタチ : 「劇場といったものが、地図や記録になくあくまでネットの書き込みに集中していること…だろうか」
「そうだ。廃劇場が事件現場であることから、無関係とは思えない」
依神紫苑 : 「書き込み、ねえ」
今宮 新 : 「……1年前に付近を捜査した時には劇場はなかったって…それマジか?」
隣にいた黄泉に対して確認を取っている
志虎 黄泉 : 「ぁ……うん……俺が見たときは、無かった」
今宮 新 : 「なるほどな…」
「イタチサンの話といい、急に怪しくなって来たじゃねーの」
依神紫苑 : 「そーね、きな臭ーい」
「何があるんだか」
KP : では、この辺りで
全員〈図書館〉をどうぞ
依神紫苑 : "初期値"
うちは イタチ : おお…
三雲修 : ccb<=80 見聞色
(1D100<=80) > 83 > 失敗
三雲修 : おお
今宮 新 : CCB<=90 諜報(図書館)
(1D100<=90) > 3 > 決定的成功/スペシャル
うちは イタチ : ccb<=99 図書館
(1D100<=99) > 38 > 成功
今宮 新 : おお
三雲修 :
うちは イタチ : なにっ
KP :
依神紫苑 : !!
KP : そうね……じゃあ普段私が正当なクトゥをやってる時のルールを採用しましょう
KP : クリティカルチケット、略してクリチケにして持ってるといいわ
このキャンペーン中継続してもっておけて、失敗やファンブルを打ち消して成功扱いにしてあげる
今宮 新 : うわ!ありがとう!!
三雲修 : 来ましたね チケット
system : [ 今宮 新 ] クリチケ : 0 → 1
今宮 新 : 俺は絶対忘れる自信があるのでステータスに入れておく
えらい
三雲修 : かしこい
KP : えらい 私も忘れちゃうから…
KP : では、成功した人は次の事がわかるわ
KP : 県警の仲間から送られた現場付近の写真を見ていくと、海沿いの過疎地域にて不自然に大きく土地が抉れたような場所もあり、本来人が近づく様な場所では無い為、若者の間では肝試しのスポットにもなっているらしい。
KP : また、先ほどの事前調査も含めてあなたたちは現場の位置情報を入手しているわ
だから行こうと思えばすぐ現場には向かえるわね
今宮 新 : 「怪しいのはここだろうな…」
諸々の情報をまとめて
依神紫苑 : 「まぁ妙な地形」
うちは イタチ : 「如何にも…と言ったところが丁度出たな」
三雲修 : 「過疎地域の肝試しスポットですか…」
「まさにうってつけではありますね」
今宮 新 : 「事件が立て続けに起きてるってのに人が来るのは野次馬根性なのか、神奈川県警の不手際なのか、はたまた何らかの思惑なのか…」
依神紫苑 : 「まあ、何かあると思って確認する方がよさそうね」
今宮 新 : 「だな、何にせよ行ってみるしかない」
「てなわけで早速行動を提案するぜ」
三雲修 : 「きっと、自分の身には起こらないと思い込んでるんでしょうね」
「どうしますか?聞き込みや事前調査辺りでも…」
うちは イタチ : 「……関係者に事情の聞くのは、悪くはないと思う」
亜白 檀 : 「……んじゃあ、そうだな」
「伊澄、志虎。お前ら聞き込みに回ってくれ。終わり次第合流で」
亜白 檀 : 「俺とうちは班は現場に向かう」
今宮 新 : 「了解」
「黄泉、なとりサン。そっちは頼んますぜ」
志虎 黄泉 : 「………ん。了解」
伊澄 なとり : 「了解したよ。手早く済ませてそちらに合流しよう」
三雲修 : 「分かりました」
「僕たちまで行方不明にならないよう気をつけましょう」
うちは イタチ : 「了解した」
依神紫苑 : 「こんどこそ不運が相手に降りかかるといいわね」
KP :  
KP : そうして君達は海沿いの岬にひっそりと佇む廃劇場の前に到着する。
KP : 周囲は小さな森に囲まれているようだ。不意に視界を彷徨わせると美しい蝶が飛んでいるのが見えた。
向かった先の古びた建物の一部には蜘蛛の巣が張っており、大きな蜘蛛が丁度飛んできた蝶々を巣に誘い捕まえてしまう。身動ぎをするのも構わずに食べようとしていた。貪られようとしたのは胴体ではなく羽だったようで、そのまま毟られて力なく巣の下に落ちていった。
先程まで風に乗り優雅に飛んでいた蝶々は緩やかな死を待つ体となった。
KP : 三雲修、君の力である〈芸術:線香〉であれば、蝶の時を巻き戻せばこの命を救えるだろう。
たかが虫だと思うのならばこのまま無視しても構わない。
タイムリミットはリアルタイムで3分だ。自由に選択すること。
三雲修 : ・・・・・
三雲修 : 「目的地はここですね」
三雲修 : 目についた蝶からは視線を逸らす
救いの糸を手放すように
KP : 改めて建物を見上げると随分古い建造物のようでそこら中に草木が生い茂っており蔦が張って、一部は壁が倒壊して中の様子が丸見えになっている。
KP : ■歴史または人類学
今宮 新 : フフフ…0!
KP : 🌈
依神紫苑 : フフ…知恵の見せ所ね?
KP :
依神紫苑 : 貧乏知恵で振るわよ…!
うちは イタチ : !!
まずは任せた
KP : 来なさい
今回は-20くらいでいいわよ
依神紫苑 : ccb<=62 いけるかな
(1D100<=62) > 52 > 成功
依神紫苑 : いけーた
今宮 新 : !!
KP : よくやったわ!
今宮 新 : 知恵袋は格が違う
KP : 洋を取り入れたデザインの劇場の様だが、少し気になることがある。廃れた具合を見ると数百年以上過去の物であることは間違いないのだろうが、倒壊具合や草木の侵食され具合を見るに江戸時代やそれよりも前に建てられていたと考えるのが自然だ。
しかし、その頃に洋風な劇場が建てられたような記録は覚えがない。ましてや、こんな山奥に。
三雲修 : おばあシャンは核が違います
依神紫苑 : 「随分古臭いわね…でも、そもそもそんな経歴があるようなものじゃあないはず」
依神紫苑 : 「時間関係がおかしい感じがあるわね」
うちは イタチ : 「…そうなるな。少なくとも記録にない以上は…」
今宮 新 : 「化石じゃあるまいし、地中から現れた…なんてこともないだろうしな」
三雲修 : 「単に建築センスが古かったとか、そう見かけて作ったという話でもなさそうですね」
依神紫苑 : 「古く作っても、実際に経年による変化は出来ないものよ」
依神紫苑 : 「余程アンティークマニアだとしてもね」
KP : 劇場の扉に鍵は掛かっていない。
中を探索するのは容易だろう。
KP : 〈廃劇場-探索可能箇所〉
ホワイエ、倉庫、ホール
うちは イタチ : …ではホワイエの方をオレは見に行こう
三雲修 : ホワイエがなんなのか
その答えを知るべく倉庫に向かった
今宮 新 : じゃあホール見て来るか
依神紫苑 : 私は腕組んで待ってるわ
三雲修 : 応援しててください
KP : そうね、じゃあ…ホワイエから順に描写していきましょう
うちは イタチ : わかった
今宮 新 :
KP : :ホワイエ
現場保存がされている劇場の玄関である。今回、君たちの捜査の為に現場に残されていた大学生の持ち物もまとめてこの場所にあるようだ。
KP : ■目星
うちは イタチ : ccb<=99 そのまま目星ェ!
(1D100<=99) > 62 > 成功
KP :
KP : ケースの中に楽器が入っている。楽器は大切に手入れされている。被害者は皆、とても優秀な演奏者だったようだ。また、持ち物の中にはスマートフォンもあったようで中にあったデータが気になるようであれば、伊澄から預かっていた神奈川県警から貰ったデータを見ることができる。
うちは イタチ : 「…だれもかれも、優秀なものだっただろうに」
うちは イタチ : まずは亡くなったものたちに対し、改めて黙祷を捧げ
データの確認を行うことに …許せよ
KP : ではスマホに残された記録がわかるわ
うちは イタチ : 「……失踪後にも更新を、明らかな異常か」
うちは イタチ : 見たことのない楽譜
完璧な演奏、そう言ったものへの思考を巡らせながら
KP : では続いて、倉庫
KP : :倉庫
古びた倉庫にはあらゆる物が雑多に置かれている。恐らくはある程度は捜査をした後だろう。先立って特にとんでもないものが見つかったという話は聞かされていない。
KP : 〈探索可能箇所〉
棚、部屋の奥
三雲修 : 棚にも目を通しておくか…今更何があるとも思えないけど
KP : :棚
〈図書館〉の判定ができる。
三雲修 : ccb<=80 見聞色
(1D100<=80) > 29 > 成功
KP :
KP : 古びたレポートを見つける。
三雲修 : あったよ!レポート!
KP : 読んだ後
■続けて知識
三雲修 : EDU…なんだったか
KP : EDU×5ね
KP : ンマーアイデアでも大丈夫よ
三雲修 : 秀才で代用できたんだっけ?
EDUは設定されてないよ!
三雲修 : わかった
アイデアいこう
三雲修 : ccb<=60
(1D100<=60) > 54 > 成功
三雲修 : きm…
KP : 第六感は五感以外の「直感」や「霊感」を指すものである。その他にも超感覚的知覚に当たることがある。音楽が目に見えたというのであれば、うちはイタチの感覚に近いのかもしれない。
三雲修 : なるほど…?
三雲修 : 「手記…メモ?」
三雲修 : 簡潔に目を通して
三雲修 : 「5人」
最後の一文に指をなぞらせる
三雲修 : 薄気味悪さを感じながら部屋の奥に行くしかGO!
KP : わかったわ、では…
KP : :部屋の奥
奥へ向かった君たちは一瞬、息を飲んだかもしれない。
部屋奥には人の形をした何かが座っていた。人形か何かだろうか、と凝視すれば辛うじて其れが女性を模したモノだと分かるだろう。身体の殆どは機械部品ばかりが露出している。恐らくはアンドロイドの類なのだろうと判別できる。所々ボロボロになっており劣化が酷い。
君たちが近づいたことで、何かが反応したのかノイズ混じりに何かを言っている。
KP : ■機械修理
■聞き耳
それぞれ振ることができるわ
三雲修 : ccb<=80 聞き耳色の覇気
(1D100<=80) > 75 > 成功
KP :
KP : ではまず、聞き耳の情報を出すわね
KP : 「ひとり、さみしい、あなた、みえない、あなた、あいたい、うみを、みたい、あなた、きれいなめ、あなた、すてき」と単語単語が安物のスピーカーから出る音のように彼女の口から溢れている。会話は出来なさそうである。
三雲修 : 壊れているな…
三雲修 : オルゴールのような機能だろうか…
三雲修 : ccb<=(85-20)
(1D100<=65) > 59 > 成功
KP : ! よくやったわ!
三雲修 : 声に導かれ向う
三雲修 : 「ロボット…?また時代が逆走している」
KP : あなたは、このアンドロイドの破壊の原因が高熱のエネルギーか放射線の類ではないかと推測できる。
修理自体はこの設備、もっと言えばこの時代の技術では難しいだろう。
三雲修 : 「………」
三雲修 : 「”まだ”治せるものじゃあ無い」
三雲修 : 持って帰れそう?
三雲修 : 「なぜこれを県警が見逃したのかは気になるけど…」
神奈川県警だしそんなものなのかなあ
KP : 持って帰るのは……女性一人分よりやや重いくらいだから、成人男性が頑張ればできなくもないと思うわ
KP : ただ、今持ち歩くのは得策じゃないわね
まだ中に何があるかわからないから
三雲修 :
じゃあやめとこ(素直)
三雲修 : 屈んで、アンドロイドの壊れた腕を取って診ながら
三雲修 : 「君は…どこから来たんだ」
三雲修 :
KP : では、ホール
KP : :ホール
広々としたホールと両開きの扉を開けようとハンドルに手をかける。
建付けが悪いようで、少し力強く押せば扉は何とか開いた。初めに視界に入ったのは崩れた天井と壁の先から降り注ぐ太陽の光だった。上を見上げれば珍しい構造のようで天井が可動する二重構造になっていたようだ。分厚い天井の先にはガラスの窓が見えた。
そこから漏れる木漏れ日が侵食した植物を優しく照らす。ホール全体は座席やステージ含めて色々な場所に草花が入り込んでいた。幻想的で退廃的な世界が広がっている。
KP : 〈探索可能箇所〉
ホール全体、ステージ
今宮 新 : 「ほーん、面白い造りのホールだな」
ホール全体を見て行くぞ~!
KP : :ホール全体
■目星
今宮 新 : そのまま目星・皇
今宮 新 : CCB<=90 諜報(目星)
(1D100<=90) > 84 > 成功
KP :
KP : 様々な楽譜がそこらかしこに打ち捨てられている。見慣れない文字が手書きで描かれている。
伊澄 なとり : 「おやぁ。これはトルネンブラがアザトースの為に演奏する楽曲だな」ヒョコッ
今宮 新 : 「楽譜は読み方がわかrおわァアアア~~!!?」
伊澄 なとり : 「あ~、すまないすまない。ちょちょいと飛んできたんだが、驚かせてしまったね」
伊澄 なとり : 「しかし、ふむ。今回はやはり邪神絡みで間違いないらしい」
今宮 新 : 「神出鬼没っすね…」
「邪神…そのモンハンに出て来そうな名前のやつらすか?」
伊澄 なとり : 「ああ。紫苑も詳しい事を知っていると思うよ、彼女もまた、同類だからね」
今宮 新 : 「ふぅん、紫苑も」
「…ってーことは俺が読んでもわからなそうっすねこれ」
伊澄 なとり : 「マ、読めて得になる事も少ない。気にすることはないよ」
今宮 新 : 「なるほどね…っと、なとりサンは何かわかったことがあったんすか?」
伊澄 なとり : 「……そうだな。さっきも言った通り、これはトルネンブラによるアザトースの為の楽曲だ」
「トルネンブラというのは、白痴の神たるアザトースに使える従者のようなもので、彼の為に音楽を奏で続けている」
伊澄 なとり : 「そして、音楽の才能を見出した対象を狂気に狂わせ、アザトースの宮殿に連れてってしまう……だとか」
今宮 新 : 「すげえ迷惑な話だ…音大生たちはそれで連れてかれた、と?」
伊澄 なとり : 「恐らくはね」
今宮 新 : 「神奈川県警じゃどうにもならないわけだぜ…」
「情報あざっす、ささっと残りも調べてみんなにも共有して来ないとな」
今宮 新 : というわけでステージも見ておくぞ来い
KP : わかったわ
KP : :ステージ
ステージには錆びて古びた楽器が散らばっている。まるで演奏家だけが消えて、取り残されてしまった楽器のようだ。哀愁が漂う景色に言い様のない切なさを覚えるかもしれない。
KP : ■アイデア
今宮 新 : CCB<=11*5 アイデア
(1D100<=55) > 18 > 成功
KP :
KP : 被害者が持っていた楽器の種類と共通している気がする。
今宮 新 : ここで演奏して消えた…ってコト!?
今宮 新 : じゃあここら辺の情報と楽譜を持って帰るか
俺は楽譜読みたくないから紫苑に託す…
KP : では、その時──
KP : 劇場中に「ギャアアアアアア!!!!」という悲鳴が響き渡る
KP : 声の元はホールだ。
KP : ……捜査をしていると、突如としてホールのピアノが不協和音を奏で始める。独りでに演奏される音楽はとても不気味で寂しげな音を響かせている。君たちは遺香の仕事を随分続けてきた。
故に、こんな怪奇現象に驚くのは恐らく亜白くらいだろう。
亜白 檀 : 「ギャア!?……クソが!ふざけんな、誰だ出てこいよダボが!!」
伊澄 なとり : 「あぁコラ。あまり刺激するのは良くない。そんなこと言っていると……」
KP : 1d100
(1D100) > 90
KP : パリン!と音を立てて、この劇場全体のガラスが割れる。
亜白 檀 : 「ヒッ、ギャアアッ!!!!」
伊澄 なとり : 「ほうら言ったろうに」
KP : 劈くような音と風が吹き抜けたのを目にしたような気がする。一方、無人のピアノは絶えず途切れ途切れに演奏を続けているが、先程よりも音圧が強くなっているように思える。
まるで亜白の言葉に不機嫌になったかのようにも感じる。
依神紫苑 : 「…ちょっとマズそうね」
依神紫苑 : 「大丈夫かしら」
ひたひたと歩んできて
今宮 新 : 「檀サンが何か怒らせちまったようだ…」
周囲とピアノに警戒しつつ、仲間が集まるであろうホールの入口へ
伊澄 なとり : 「私は大丈夫、だが……」
亜白 檀 : 「…………」
亜白の口数は少ない。先ほどのことが堪えているのだろうか。
うちは イタチ : 「………大丈夫か、檀」
依神紫苑 : 「あんまり怯えることはないわ、まだね」
亜白 檀 : 「…………問題ねぇ、動けは……する」
依神紫苑 : 「無理はしないでね」
うちは イタチ : 「……ならば問題はない」
「しかし……ふむ」
今宮 新 : 「無理しないでどうにかなるといいんだが」
「まあ無茶はしないでくださいよ」
うちは イタチ : やや顔を顰めながら、身体の動作を確認する仕草をとって
依神紫苑 : 「…いや、無茶はしないといけないかもね」
うちは イタチ : 「…ピアノの周辺、匂うな。少しこちらで見てみよう」
依神紫苑 : 「この音楽、完成してないみたい」
「でも時期に鮮明になるわ」
依神紫苑 : 「その前に抑えないとちょっとマズいわよ」
うちは イタチ : 「呼ぶものを呼ぶ、準備していてくれ」
うちは イタチ : 芸術〈霊香〉を振るっ!
今宮 新 : 「……なるほど、了解」
KP : わかったわ
うちは イタチ : ccb<=95
(1D100<=95) > 43 > 成功
KP : うちはイタチが霊香を使えば、ステージ上の楽器がカタカタと震え始める。
KP : 震えながら少しずつ独りでに浮かんでいく楽器を凝視すれば、仄かに輪郭が浮かび上がる。
KP : 一瞬人のような形を象る者は五名居る。そしてもう一つ……ピアノの付近に淀む煙が立ち上る。
KP : 目立つ煙は特別色濃くゆらりゆらりと揺れている。形となった音には楽譜の五線が絡みついていた。
KP : 体現した音楽はおぞましい雰囲気を醸し出しており不定形に形は変化している。未だその形を見ることは無い。
KP : それでも、先程よりも音楽は明瞭に響いている。狂気を煽る音がホールに響き渡る。
KP :
KP : 不完全なトルネンブラの音楽を聴いた探索者はSANc0/1d5
依神紫苑 : これは…私とかも?
KP : ええ。
依神紫苑 : OK
依神紫苑 : ccb<=60
(1D100<=60) > 53 > 成功
今宮 新 : CCB<=80
(1D100<=80) > 61 > 成功
三雲修 : ccb<=78
(1D100<=78) > 23 > 成功
うちは イタチ : ccb<=75
(1D100<=75) > 7 > スペシャル
KP : メンタルつんえ~~~~👀✨
三雲修 : 聞こえねェ
KP : 音が形になったそれは、あなたたちに敵意を見せている……!
三雲修 : 「すみません遅れました!状況は…大体把握しました」
アンドロイドと上司の悲鳴を天秤にかけ少し迷ったであろう遅れを見せて到着する
KP :  
KP : 行動順
PC→味方NPC→エネミー(取り巻き→ボス)
KP : ということでラウンド開始時となるわ
射撃するならこのタイミングね
依神紫苑 : 相手の足が遅くてよかった
三雲修 : そろそろ撃つか
僕もシューターの一族
KP :
うちは イタチ : …色々と不安が残るが俺も打つか
三雲修 : まずは...相手の数を減らす!
三雲修 : 残り香に向けて射撃だ
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 1 > 決定的成功/スペシャル
KP :
三雲修 :
うちは イタチ : !!
今宮 新 : !!!
三雲修 : .......勝った
KP : そうねぇ、ダメージ2倍にしていいわよ
KP : だから2d8ね
三雲修 : まずい時を刻んだせいで銃の性能が記憶から消え失せた
うわ!
三雲修 : 2d8
(2D8) > 9[6,3] > 9
KP :
三雲修 : 手早く構えて不意を撃ち抜く
KP : トルネンブラの周囲に漂っていた“それ”はあなたが打ち込んだ弾丸により完全に霧散することだろう。
うちは イタチ : …では続けて!
三雲修 : 「よしっ...」
「僕は一先ず周りをどうにかします!」
うちは イタチ : ccb<=65 対象は残り香2
(1D100<=65) > 47 > 成功
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 6
KP :
三雲修 :
KP : 続け様に放たれる弾丸もまた、同じく漂うそれらを霧へと返す。
KP : ということで被害者の残り香2体を連続撃破よ
幸先が良いわね!
うちは イタチ : 「……」
「狙いはやや定まらんが、だが……」
と、即座に拳銃を抜き相手を穿つ
KP : 霧は立ち消え、不穏な音の重なりも徐々に消えていく。
KP : では、続いてDEX順の行動となるわ
まずは新から!
今宮 新 : そろそろ斬るか…♠
手数を減らすのが正義ってばっちゃが言ってたから残り香を減らしていくとしよう
KP : わかったわ きなさい…!
今宮 新 : 俺もダメージ忘れました(1敗)
コンバットナイフで攻撃!
今宮 新 : CCB<=80 近接格闘
(1D100<=80) > 92 > 失敗
今宮 新 : 🌈
依神紫苑 : 🌈
三雲修 : 🌈
KP : 🌈
今宮 新 : 「周りのやつらから減らしていくか…!」
2人に続いて飛び出すも、ナイフはすり抜け空を切る
これ前に見たな
KP : 周囲は光源の乏しい環境だ。それにより標的の目視も困難となったのだろう
KP : 幸先悪いですが続いてイタチの手番よ!
うちは イタチ : …やるか
うちは イタチ : ccb<=65 射撃 対象は(3)
(1D100<=65) > 34 > 成功
三雲修 :
KP :
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 2
三雲修 : 🌈
system : [ 被害者の残り香 (3) ] HP : 6 → 4
KP : 🌈
今宮 新 : 🌈
うちは イタチ : 顔を顰めながらも、拳銃による弾丸そのものは命中させていくものの…
うちは イタチ : 「当たりはするが、これでは前と同じか」
「違いがあるとすればそれは…人数の違いと、それと……」
うちは イタチ : いや、今はよそう
自身の口の影響も加味して言いかけた言葉を変えて
うちは イタチ : 「…とは言え、これならば仕留めやすくはなるだろう。やれ」
三雲修 : 「?」
漏れた言葉に少し意識が傾きつつ
三雲修 : 「了!」すぐさま切り替え次弾の狙いをすます
KP : では続いて、修の手番よ!
三雲修 : 傷ついた残り香を狙うよ
傷ついた残り香...?
三雲修 : ccb<=80 射撃
(1D100<=80) > 80 > 成功
三雲修 :


KP : ピッタリだァ~~~~~~~!!!!
三雲修 : 1D8 ズドン!
(1D8) > 3
system : [ 被害者の残り香 (3) ] HP : 4 → 1
三雲修 : まずい残った
KP : おしいわね…
三雲修 : 続けざまに同じところへ銃弾を叩き込む...
KP : 弾丸は輪郭をえぐり取りはするものの──しかし、運悪く丁度核となる部分だけは残ってしまう。
KP : 続いて紫苑の手番!
依神紫苑 : ん~~
依神紫苑 : まず確実に敵一体減らすべきよね
三雲修 : 敵...空振りして利敵してる人なら隣にいますが
依神紫苑 : 減らしたら手数も減るでしょ!!
KP : それはそうよ
今宮 新 : ゾゾ
依神紫苑 : 確実にダメージ与える方法…がない!?私
うちは イタチ : いけるいける
さあレッツプレイ
依神紫苑 : 仕方ねえ
不運にするわよ~~~!!!
今宮 新 : !!!
KP : !!!!!
三雲修 : !!!!!!!
依神紫苑 : ccb<=90 不運にする能力 効果②
(1D100<=90) > 82 > 成功
依神紫苑 : 対象は弱ってる霊よ
さあ私とヒリつくギャンブルするわよ
依神紫苑 : ccb<=40 私の幸運判定
(1D100<=40) > 67 > 失敗
被害者の残り香 (3) : 🌈
依神紫苑 : フッ…
依神紫苑 : そっちもどうぞ
被害者の残り香 (3) : 1d3 POWを決めるダイス
(1D3) > 3
被害者の残り香 (3) : CCB<=15 まけないわよ…!
(1D100<=15) > 75 > 失敗
被害者の残り香 (3) : 🌈
被害者の残り香 (3) : 1d3
(1D3) > 1
依神紫苑 : 1d3
(1D3) > 3
今宮 新 : !!!
依神紫苑 : フッ…
三雲修 :
被害者の残り香 (3) : んあああああああああああああああああああ
system : [ 被害者の残り香 (3) ] HP : 1 → 0
依神紫苑 : 「幸運にもやられなかった…なんて、羨ましいわね」
依神紫苑 : 「貴方のその幸運…私の前でも役立」スコーン
突然天井の吊り照明が落ちてきてカッコつけながらぶっ倒れる
system : [ 依神紫苑 ] HP : 17 → 14
三雲修 : 「ポルターガイスト...!?」
今宮 新 : 「うおっ!?大丈夫か!?」
依神紫苑 : 「フッ…」
KP : まったく同じ瞬間、がしゃん、と音を立てて近場の装飾が倒れてくる。
残り香はその下敷きとなり──完全に姿を消した。
依神紫苑 : 「生き延びた方が…幸運ってわけよ」
依神紫苑 : タンコブ作りながらドヤるのであった
今宮 新 : 「大丈夫そうだな…」
KP : では続いてNPCの手番!
KP : 左から順番に行きましょうか
亜白→志虎→伊澄で
今宮 新 : !!
亜白 檀 : んじゃ、とりあえず頭数減らしてくぞ
依神紫苑 : !!
三雲修 : 頼みます
亜白 檀 : CCB<=70 【日本刀】1d10+db
(1D100<=70) > 79 > 失敗
亜白 檀 : 🌈
今宮 新 : 🌈🌈
伊澄 なとり : 何やってるんだい檀ィ~~~!
うちは イタチ : 何やってるんだ〜!
今宮 新 : 恐らく近接型が辛い敵だと思われる
三雲修 : 🌈
三雲修 : 霧、切っても感触ないんだよね
志虎 黄泉 : 主任の仇は、俺が……
依神紫苑 : まずい不運が
志虎 黄泉 : CBRB(80,70) こぶし/マーシャルアーツ
(1d100<=80,70) > 18[成功,成功] > 成功
志虎 黄泉 : 2d3+1d6 ダメージ
(2D3+1D6) > 4[2,2]+5[5] > 9
今宮 新 : つえピ
三雲修 : 格が違う
志虎 黄泉 : こぶしを真っ直ぐに振り抜けば、そこは霧の芯であったようで
振り抜いた後には影も形も残らなかった。
伊澄 なとり : それじゃ、私も不肖なパートナーの尻拭いをしようじゃないか
伊澄 なとり : CCB<=50 【拳銃】1d10 とは言っても、実は私は戦闘要員ではないんだが…
(1D100<=50) > 19 > 成功
伊澄 なとり : 1d10 やるじゃあないか私!
(1D10) > 10
伊澄 なとり : すばらしいぞ私!
三雲修 : (なんかその銃強くないですか?)流石です!
伊澄 なとり : 1回しか行動できないから期待値はそっちの方が上だしぃ~!
うちは イタチ : (信用ならない単語だ…)やるな…
伊澄 なとり : 目を細め、照準を構え、そして一切の迷い無く打ち抜く。
それによって周囲の雑音は全て無へと帰した。
不完全なトルネンブラ : ピィ~ ピィ~
不完全なトルネンブラ : 私の攻撃は全体攻撃です
うちは イタチ :
不完全なトルネンブラ : sCCB<=10
(1D100<=10) > 79 > 失敗
不完全なトルネンブラ : 音が響く。“聞いてはならない”、脳内の警鐘が劇場に響く音と最悪のアンサンブルを奏でて。
不完全なトルネンブラ : しかしその音は未だ世界に馴染まず。
頭が理解を拒むおかげで周囲へと飽和していった。
KP : では、ラウンド終了を挟んで
ラウンド開始時!
うちは イタチ : 射撃の時間だぁ!
三雲修 : げへへ
隙ありでさあ
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 88 > 失敗
うちは イタチ : ccb<=65 射撃
(1D100<=65) > 33 > 成功
三雲修 : 🌈
KP :
うちは イタチ : 🌈
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 4
三雲修 : 射撃のタイミングで響く不協和音、咄嗟に耳を押え銃身が大きくブレる
うちは イタチ : 「…今こそまだ耳に馴染んでいないが、あれを聴き続けるのは賢い選択ではない…か」
うちは イタチ : 何かに、音ではない何かに顔を顰めながらも
拳銃をわざわざ持ち替えて利き腕ではない方で射撃を行う
KP : 銃弾は確かにその不完全な神格を撃ち抜く。
しかしまだ、その存在を討つには至らず。
KP : ということでDEX順の行動よ!
新から!……当てて頂戴よ!?
今宮 新 : 任せなさい…!
今宮 新 : 行くぞトルネンブラ…!
今宮 新 : CCB<=80 近接格闘
(1D100<=80) > 70 > 成功
KP :
三雲修 : !!
うちは イタチ : !!!
KP : ダメージきなさい…!
今宮 新 : 1d4+2+1d6 ナイフダメージ
(1D4+2+1D6) > 4[4]+2+4[4] > 10
三雲修 : つえピ
KP : いいダメージね!
今宮 新 : お祈りが届いたな…
うちは イタチ : 当たれば強い
今宮 新 : 「聴き続けたらマズい…なら速攻でカタを付ける!」
今宮 新 : 今度こそナイフを相手に叩き込み、すれ違いざまに大きく切り裂いて行く
KP : 音であるはずのそれは、今確かに形を得ている。
だからこそ、その一撃が大きく響いた。
KP : しかし未だ音は止まない……。
KP : ということで、続いてイタチ!
うちは イタチ : やることは変わらない
拳銃で射撃!
うちは イタチ : ccb<=65
(1D100<=65) > 17 > 成功
うちは イタチ : 1d8 ダメージ
(1D8) > 3
うちは イタチ : 右手で持った拳銃を、その片方の手だけで照準を合わせ
うちは イタチ : まさに精密機械が如く、その銃弾を当てていく
うちは イタチ : 「とはいえ、これは…」
三雲修 : 「手応えは感じられます、続けましょう」
三雲修 : 僕も射撃!
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 83 > 失敗
KP : 🌈
三雲修 : おわァあああ!!
KP : 何だか今日不調ね…?
三雲修 : 現実とリンクしてる
KP : 悲しいでしょう
依神紫苑 : 哀しい
うちは イタチ : 悲しいだろ
三雲修 : 「く......当たれ!」
片耳を抑えて撃とうとするも、隣に並ぶ"天才"のようにはいかない
KP : 歪んだ音は、忌むべき音はじわりじわりと探索者を蝕んでいく。
……やはり、時間は長く取れないだろう。
KP : では紫苑の手番よ!
依神紫苑 : ウ~~~~ン
依神紫苑 : こいつどんだけ幸運あっかなぁ
依神紫苑 : まあ私にできるのはいつも通りのことよ
依神紫苑 : 不運倍プッシュ
いくわよ
KP : 来なさい!
依神紫苑 : ccb<=90
(1D100<=90) > 81 > 成功
依神紫苑 : 効果は②!
依神紫苑 : ccb<=40
(1D100<=40) > 2 > 決定的成功/スペシャル
依神紫苑 : !?
今宮 新 : !!!!
KP : !!!
KP : 幸運の象徴、クリチケを進呈するわ…
依神紫苑 : 属性反発作用で消えてしまう!
うちは イタチ : 奇跡が起きたとでも言うのかぁ!
不完全なトルネンブラ : 不完全だし人間程度の幸運ってことでPOW3d6で決めるか
三雲修 : !!
不完全なトルネンブラ : 3d6 POW
(3D6) > 15[3,6,6] > 15
依神紫苑 : でも大事に貰うわ
依神紫苑 : !!!
うちは イタチ : たか
依神紫苑 : たっか
今宮 新 : おお
不完全なトルネンブラ : CCB<=75
(1D100<=75) > 41 > 成功
三雲修 : でかすぎ
依神紫苑 : グッ…半減させるしかないのか
不完全なトルネンブラ : 不完全でも神格ってワケ
KP : ではNPC組殴れ!
亜白 檀 : CCB<=70 【日本刀】1d10+db
(1D100<=70) > 83 > 失敗
亜白 檀 : 🌈
亜白 檀 : 俺今日マジでダメだな…
依神紫苑 : まずい
三雲修 : 亜白さん???
うちは イタチ : 亜白ォ!
志虎 黄泉 : CBRB(80,70) こぶし/MA 主任の…仇…!
(1d100<=80,70) > 91[失敗,失敗] > 失敗
志虎 黄泉 : 🌈
今宮 新 : もうダメかもわからんね
三雲修 : まずい
今宮 新 : 🌈
依神紫苑 : ウワーッ
志虎 黄泉 : まずい…………
伊澄 なとり : 檀と志虎の仇ィー!
伊澄 なとり : CCB<=50 【拳銃】1d10
(1D100<=50) > 77 > 失敗
伊澄 なとり : 🌈🌈🌈
三雲修 : 🌈🌈🌈🌈🌈🌈
伊澄 なとり :


うちは イタチ : 🌈🌈🌈
不完全なトルネンブラ : ほな…
今宮 新 : まずい…!
不完全なトルネンブラ : sCCB<=10
(1D100<=10) > 26 > 失敗
不完全なトルネンブラ : おしい 失敗
依神紫苑 : っぶねー
うちは イタチ : ふーあぶない
今宮 新 : こわい
KP : 何とか命が繋がったわね
ラウンド開始時の行動よ
三雲修 : そろそろ当てるか...
僕もガンナーの一族
KP :
うちは イタチ : やってみろ…(パキパキ)
三雲修 : ccb<=80
(1D100<=80) > 33 > 成功
KP :
三雲修 : 1D8 なんとかなれーーっ!!
(1D8) > 5
今宮 新 : !!
依神紫苑 : !!
三雲修 : 1呼吸。震える手を1度落ち着かせて、
三雲修 : 引き金を絞る!
KP : ガシャン、明らかに演奏ではない異音が響く。
それを皮切りに、トルネンブラの奏でる音楽の大きさが、力が、明らかに弱まっている!
KP : 本能的に理解するだろう。
この存在はあと少しで……倒せる!
うちは イタチ : ではそのまま射撃…!
うちは イタチ : ccb<=65
(1D100<=65) > 27 > 成功
KP :
三雲修 : !!!
うちは イタチ : 1d8
(1D8) > 4
依神紫苑 : !!
今宮 新 : !!!
うちは イタチ : 左腕を何かと、やや不自然なほどに力を抜いて
右腕の力だけで拳銃を支え、そのまま引き金を引く
KP : 響いた銃声。
それは、確かに邪神の奏でる音をかき消して。
KP : ──穿ち抜いたその時。
KP : 場は、静寂に包まれた。
うちは イタチ : 「これで…終わり、か」
今宮 新 : 「……ふぅ、倒せたみたいだな」
三雲修 : 「...なんとか.....なりました、か?」
依神紫苑 : 「の、かしらね…」
KP : 戦闘終了
KP : 被害者らの魂と不完全のトルネンブラが霧散していく。薄くなっていく香りは、柔く甘い匂いばかりだった。女性が好みやすい優しい匂いが次第に薄れていく。
KP : 《芸術:幽香》を使えば調香の為の証拠を集めることが出来る。
依神紫苑 : 早速仕事しましょうか
依神紫苑 : ccb<=80
(1D100<=80) > 25 > 成功
依神紫苑 : よしよし
KP : では……現場に残った霊気から、無事精油を作ることに成功するわ
依神紫苑 : 「苦労に見合ったものを…得られるといいけど」
依神紫苑 : しゅう、と
飛散する香りを一つに収束させていく
KP : 依神紫苑が力を使えば、証拠を集めるための空瓶の中へ少しずつ半透明の煙が集まる。残り香はきちんと対処した為、先日のように瓶の中に残り香が入り込む事は無いだろう。空の瓶を小さく横に振るうと、やがて煙が精油に変わる。
KP : オイルを揺らせば、瓶の中から美しい楽器の音が聞こえてくる。
まるで瓶そのものがオルゴールの様だと思うかもしれない。
依神紫苑 : 「奇妙ね…好みの人にはウケそうだけど」
今宮 新 : 「助かるぜ」
「これまた独特なのが出来たな…」
亜白 檀 : 「被害者の残り香はあったが……残り香の時点で望み薄だけど、ちゃんと探してやらねぇとな」
伊澄 なとり : 「なら、早速、新君に作っていただこうか。頼めるかい?」
うちは イタチ : 「無論だ」
「それもオレたちの仕事だ…頼むぞ」
今宮 新 : 「ああ、任せておけ」
今宮 新 : そういうわけで調香…いースか?
KP : いいわよ~!!!
今宮 新 : CCB<=90 芸術:調香
(1D100<=90) > 68 > 成功
今宮 新 : ヨシ!
KP : ヨシ!
三雲修 :
KP : ■《芸術:調香》
特別なエタノールと専用の精油、それから依神紫苑の集めた材料と必要とする香料を扱い、君は香水作りを始める。証拠の為の特別な香水は、正しい効果を得る為に調整が重要となる。
香りのプロフェッショナルたる君は難なく香水を作り上げる事が出来る。香水を試しに吹きかけムエットの先端につけて、最終確認をして問題が無ければ完成だ。
揺蕩う香水が太陽の光に反射して煌めいた。
今宮 新 : どこからともなく材料を取り出し、調合して1つの香水へと作り変える
今宮 新 : 「……よし、香水としては問題ナシだ」
今宮 新 : 試しで香りを確かめたあと、そう頷く
KP : 吹き掛けた香水が視認できる糸となり細い煙がステージの方へと伸びていく。
KP : 君たちが煙を辿ろうとしたその時だ。ガラスを踏み締める音が、ホール内に大袈裟なほど大きく響いた。釣られるように君たちが振り向いた後に、もう一つ音が響く。それは銃声だった。
KP : 遅れて振り向いた君たちの視界に、最初に入ったのは一体どちらだっただろう。
逡巡していく光景は君たちの理解を待つことは無かった。
花篝 蛇樂 : 「よう、100 年振りか?」
三雲修 : 「うわっ.....!また何か、が.......」
今宮 新 : 「今度は何だ……って、オイ…」
三雲修 : 目の前の人物に息を飲む
KP : 木漏れ日に照らされて銃口を向ける男が一人居る。
KP : 見覚えがあるなんてものじゃない。久しく見ていなかった顔だが、捉えた途端にどうしてここに居るのだという疑問が頭を埋め尽くす。薄らと笑ったその男は、遺香のメンバーである花篝蛇樂だった。彼は笑みを浮かべたまま口を開く。
依神紫苑 : 「…へえ」
うちは イタチ : 「おまえ、は……」
依神紫苑 : 「この再会って、幸運?それとも不運なのかしらね」
花篝 蛇樂 : 「さあ、ね。ただ少なくとも──」
うちは イタチ : 頭を手で、それは立ち眩みをどうにか誤魔化すような仕草を取りつつ
微かな息をあげながら
花篝 蛇樂 : 視線は向く。
その先に居たのは──
花篝 蛇樂 : 「ははっ、困るぜ主任。邪魔してもらっちゃあよう」
三雲修 : 「下がっていてください、あの銃...交戦の意思が見られます」
イタチらにそう促しながら...
亜白 檀 : 「テメェ……ようやく帰ってきやがったと思ったら何、考えやがんだ」
KP : 彼の銃口の先には亜白が居り、彼は呻きながら言葉を返す。うちはイタチを庇うように仁王立ちになる亜白の黒いスーツが血に濡れていく。数刻の後、苦悶の声を上げながら吐血してそのまま膝をついた。
花篝蛇樂との再会、亜白が瀕死である状態そして目を疑うような光景に君たちは困惑を覚えるだろう。
KP : SANc1/1d5
三雲修 : ccb<=78
(1D100<=78) > 30 > 成功
今宮 新 : CCB<=80
(1D100<=80) > 71 > 成功
system : [ 三雲修 ] SAN : 78 → 77
うちは イタチ : ccb<=75
(1D100<=75) > 36 > 成功
system : [ 今宮 新 ] SAN : 80 → 79
依神紫苑 : CCB<=60
(1D100<=60) > 31 > 成功
system : [ うちはイタチ ] SAN : 75 → 74
system : [ 依神紫苑 ] SAN : 60 → 59
今宮 新 : 「テメェ……これは一体どういう了見だ!?」
うちは イタチ : 「檀……ッ!! おい、なぜオレを…いや………」
「……気をしっかり保て…!」
花篝 蛇樂 : 花篝の瞳も、口も、薄く開いたままだ。
笑み。それが最も近い表情なのだろう。
依神紫苑 : 「…」
目を細めて
うちは イタチ : 眼前に起きたものを、その頭脳は即座に理解しそれに精神が追いついた
それで出た言葉は疑問などよりも、綴るかのように
依神紫苑 : 「随分な再会のあいさつね…」
うちは イタチ : 自身を庇い、凶弾に斃れた檀の元にどうにか駆け寄り
その命を繋ごうとするように呼びかける
三雲修 : 「何がしたいんだ、あなたは.......!」
ゆっくりと絞り出すように唱えた後
三雲修 : 一瞬の躊躇いを見せて走り出す、亜白の元へ
三雲修 : 線香!
KP : OK!
今宮 新 : !!
三雲修 : ccb<=95
(1D100<=95) > 92 > 成功
三雲修 : こわい
KP : ギリギリセーフね…
KP : 途端傷口が癒えて、亜白の身体から血液が流れる事はなくなった。君は仲間の命を救ったのだ。
三雲修 : 「大丈夫です、もう死なせませんから...!」
亜白 檀 : 「っ………ぁ」
「……悪い、助かった」
三雲修 : 「まだ定着してませんから、安静に...っそうだ誰か!僕の代わりに花篝さんを!」
KP : ……花篝を前にして誰よりも黙っていない男が居た。
志虎 黄泉 : どんな時でも、身体を酷使して相棒の行方を探し求めた志虎は少しずつ花篝の元へ歩み寄ろうとしていた。
志虎 黄泉 : 「蛇樂、お前、どうして」
花篝 蛇樂 : 「よう相棒。足が悪いんなら近づいてくれるなよ」
志虎 黄泉 : 「お前の事情なんか…知らねえ。いいから、早く、全部話せ」
花篝 蛇樂 : 「……相変わらずせっかちで困るな。
大事な相棒の頼みを聞いてやりたいが、そうもいかないみたいで」
KP : 花篝は警視庁の中でも優秀な刑事だった。
探索者たちはそれを知っている事だろう。うちはイタチのような突出した才能や知識を持つ者とはまた異なる天才たる人間だったのだ。
KP : 特に、拳銃の腕において右に出る者は居ない。それを誰よりも知っていた志虎は言葉を一切合切無視して、松葉杖を捨てて走り出す。
KP : 捨て身で彼の相棒を手放させる為に突っ込んだ。言葉を交わす余裕もないほどの刹那の時間は、何故かスロモーションのように感じられた。それでも、早撃ちされた弾丸は君たちを待ってくれない。
KP : 他の者には目も暮れず、真っ直ぐにイタチ目掛けて撃ち込まれようとしていた。
KP : この場で動けるのは──
KP : 修、新、君達だけだ。
KP : 1d100を振れる。
三雲修 : 1D100
(1D100) > 36
今宮 新 : 1d100 ええいままよ!南無八万大菩薩
(1D100) > 61
KP :
依神紫苑 : 1d100 いちおう?
(1D100) > 46
KP : では……
KP :  
KP : 今宮新。君は咄嗟に香水の瓶を投げた。一か八かの博打に出た君の願いに、運命の女神は微笑んだ。花篝が放った弾丸が香水の瓶に命中して見事に砕け散る。その甲斐あってか、弾道が大幅に逸れる。真っ直ぐ進む筈だった弾丸は斜め上に向けて逸れていこうとしていた。
KP : 三雲修。君は今宮新の行動により表情を崩した花篝の姿を見逃さない。
走り出した君は拘束するべく志虎に次いで、花篝の元へ飛び込んだ。「マジかよ」とぼやいた花篝は諦めたように拳銃を手放し、志虎と三雲修に身体を押さえつけられる。しかし、すぐさま指と掌を器用に動かして袖口から小さな香水の瓶を取り出してそのまま指で弾く。
KP :  
KP : 新が投げた香水と花篝の落とした瓶の香水が音を立てて割れた。
KP : 薄いガラスが割れる音が響いて、周囲に香りが充満する。形容し難い香りと煙に周囲が包まれていく。混ざり会うことの無い匂いが奇妙な色を持ち始める。充満した瓦礫の転がる床を発光させる。青と水色を始めとする寒色のマーブルが時折蛍光色を見せながら波打ち始めたのだ。
KP : 今宮新、君が作る香水が時々「門」を作ることを知っている。この色は門と似ているが、稀に見る門とは少し雰囲気が違うような気がした。花篝の落とした香水に何らかの力が触発されているのかもしれない。困惑する君たちを他所に、足元の色は一瞬で君たちの事を飲み込んだ。
KP : 白んでいく視界。落ちていく意識。
逆らえぬ状況で君たちは見る。廃劇場が頭上へ遠のいていく、そんな異端な光景だ。
KP :  
KP : 意識が落ちる寸前、鼻を掠めたのは優しい花の匂いだった。
KP :  
KP : ────遺香廻り-其ノ零 導入- 終了
KP :